2013/07/29

ユニフレーム ちびパン & リッド

ユニフレームのちびパン & リッドを買った。

初めての鉄フライパン。

アマゾンで3500円だった



4つセットのちびパンクラブを購入。
夏の神津島キャンプは総勢4人なので、一人一枚づつ使うことにした。
現地では「ちびパンで作るおつまみコンテスト in 神津島」を開催する予定なので、しっかり練習しておこう。

ちょっと小さすぎる感もあるけど、質感がいいんだよね~




蓋は本当に金属なのかと思うほど軽い。



鉄ナベといえばシーズニング。
初めてのシーズニングにチャレンジしてみた。

色々なサイトを参考に、まずは洗剤で洗ってからお湯を沸かしてみた。



お湯を捨ててから空焼き。
なんかシミみたいのが・・・



この時点で早くもシミみたいのがある。
これは水の中の不純物とかかな?水を入れる工程は省いた方が良かったのか?

まぁ今さら遅いので更に空焼きを続ける。

20分後。
コーティングは取れて金属っぽい感じになった。
シミみたいな後は残ったまま



ん~。
質感は最初の方が良かったなw と思いつつもこれから味が出てくることを期待しつつ、クズ野菜をいためる工程に入る。
ネギなんかが良いらしいので、忠実に従う。
ネギは香りが強いので金属くささを消してくれる。らしい。



キッチンペーパーでオリーブオイルを塗って、煙が出るまで加熱後にネギ投入。少し焦げ目が付いたところで捨てる。
という作業を2回繰り返して、最後にもう一度オリーブオイルを塗ったのがこちら↓



なんじゃこのマダラはー!

何が悪かったのかサッパリ分からんぞ。
オイルが足りなかったのか?余熱が足りなかった?オイルを塗るのが早すぎ/遅すぎ?


鉄製のナベやフライパンは使えば使うほど「育つ」っていうけど、このマダラも使っていく内に直るのかなー?
青春時代のニキビの様に思い出のアルバムに仕舞われるのでしょうか?

それとも、もう一回洗うかなんかしてやり直した方がいいのか?

なんとなく性能には影響なさそうな気がするけど、どうせなら綺麗なフライパンを使いたいので、
ご存知の方がいらっしゃったら、ゼヒゼヒ教えてくださいm(_ _)m





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2013/07/25

UNIFLAME(ユニフレーム) fanマルチロースター

友達が使っているのを見て、便利そうなので購入。

朝は簡単に出来るほうがいいよね!

ちょっと大きいけどどうせ薄くなるし、どうせなら2枚焼けたほうがなにかと便利かと思ってこっちにしたけど、まぁ正解かな。
正直焼けムラはできるけど、少しあったまっていればそれだけで十分美味しい。
4人くらいいるとオカズができてもパン待ちになったり、早めにパンを焼き始めるとオカズが出来るころには冷めていたりしたけど、これがあれがあれば焼き立て熱々パンをほふほふ言いながら食べれる^^

キャンプの朝はを幸せにする一品でした^^






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Kovea コブラアダプター

P-133S エクスプレススパイダー購入でストーブ2台体制になるのを機に、燃料をCB缶に切り替えようかと考えた。

OD缶は高いし、厳冬期にキャンプするわけでもないし、そもそも必要なかったんだよね。
じゃあ必要もないのになんで使ってたんだ?と言われればそこはなんていうの、ほら、男のロマンってやつ?

やっぱりキャンプにはOD缶感でしょ!っていうイメージもあって、OD缶使う俺カッコいい、みたいな意識も正直少しあったんだけど近頃はロマンもだいぶ摩耗して、あれほど心を震わせたスノピの白い缶を見ても、あぁあの高いヤツね、くらいしか思わなくなってしまいました。



前置きが長くなりました。



OD缶用の器具でCBガスを使う方法は、2種類ある。

詰替えくんなどでCBガスをOD缶に詰め替えるか、またはCB缶にCB-ODアダプタを取り付けるか。

両者のメリット・デメリットは下記の通り。



【詰替えくんの場合】


~メリット~

・ハンパに残った缶に追加補充できる
・OD缶用ストーブがそのまま使用可能

~デメリット~

・詰替える手間がかかる
・出先で燃料切れとなった場合に困る



【CB-ODアダプタの場合】



~メリット~

・手間いらずでスグ使える

~デメリット~

・アダプタ分、荷物が増える
・CB缶を立てて使うのは不安定で危険



検討の結果、分離型のエクスプレススパイダーはスノピの2WAYトーチを買ってそのアダプタを兼用することにして、「地」用に別途分離型アダプタを買うことにしました。

んで購入した分離型アダプタがこちら


分離型CB-ODアダプタ
コブラアダプター(cobra adapter) KA-0103

名前はカッコイイがなにがコブラなのかは理解できない



説明はあるがオールハングルなので読めない。
まあ見れば分かる商品だからいいけどね。



amazonで3800円でした。
発売元はKoveaっていう韓国の会社。
日本でもプリムスがスパイダーキットっていう似たようなの売ってたみたいらしいけど既に廃盤で現在は入手不能で、現状ではこれくらいしか手に入りません。
需要ありそうなのにな。

Koveaは初耳だったのでちょっと調べてみたら、スノピのトーチとかも実はKoveaのOEMらしい。他にイワタニの商品とかも作ってるみたいで結構な大手みたいね

そういえばスノピのトーチに付属のOD-CBアダプタも日本では見かけないものだし、ガス検とか安全基準の高さとか何らかの事情で国内生産は難しいのかもしれない。

話は逸れるけど、ガス器具に限らず日本では規制が障害になる場面が多いよね。
詐欺防止のためにSkypeの発信者番号通知が出来ないし、Google MusicやVoiceが使えなかったり・・・。
産業保護、消費者保護の側面があるんだろうけど、過剰な規制には成長産業の芽を摘み取り、消費者を成長させない弊害も産む。

なんで日本社会はこうも保守的閉鎖的なんだ!



と、社会へのガス抜きが済んだところで、商品にガス漏れはないか燃焼テスト。

部屋が汚い?
臨場感と言え!臨場感あふれると言え!



全く問題なし!
脚が大きくなって「地」の機能美はスポイルされてしまったけれど、やっぱり重心が低い方が安定して安心感があるね。

価格的にお買い得とは言い難いけれど、お気に入りのストーブの寿命を延ばせた満足感は大きいです。

埋もれていた、あるい埋もれそうな製品を再び表舞台に立たせる、こういうグッズは大好きです(^^)





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イワタニプリムス エクスプレススパイダーストーブ P-133S



暖かいご飯は美味しい。

湯気を上げる白米を見つめているとそれだけで幸せを感じる。


だけどシングルストーブひとつしか持ってない俺はいつも冷や飯。


ストーブひとつだと、温められるものひとつ。

日本人の食事の基本は一汁三菜。

キャンプでは一菜か二菜だけど、ご飯・おかず・汁物の基本構成は変わらない。

汁物は温かくあって欲しいので最後に作る。
炊飯は最後に蒸らしが入るので、最初に炊飯 → 蒸らし中におかず → 最後に汁物で温かい食事が食べられるかと思いきや、そう簡単にはいかない。

ご飯を炊いて、おかずを作って、味噌汁が飲みごろになる頃にはご飯の湯気はすっかり失われている。

手早くおかずを作るべく下ごしらえをしてから炊飯したり、味噌汁用のお湯は先に一度沸かしておくなのどの些細な工夫も無駄だった。
ご飯はいつも冷たい。


暖かいご飯が食べたい。


これはもう、ストーブを買い足すしかないだろうと、1万円札を握りしめてアウトドアショップへ向かった。


じっくり吟味して決めようと思っていたけれど、出会いはいつも唐突なもの。
それは一瞬で僕の心を捉えた。

カッコ良すぎる・・・。


イワタニプリムス エクスプレススパイダーストーブ P-133S






なんだこの完璧なシェイプ、そして色合い。
シンプルにして色気がある。大量生産の工業製品とは思えない気品がある。

P-154S ウルトラ・スパイダーの方が新作らしいけど、カッコよさは比較にならない。

スノピ「地」を買った時も一目ぼれだったけど、衝撃度はそれ以上。


実は2ストーブ体制になるのを機にCB缶導入を考えていて、ネットで調べた結果ユニフレームのUS-TRAILを第一候補に据えていたんだけど、一度P-133Sを見てしまうと、US-TRAILなんて針金を適当に曲げただけにしか見えない。


スノピの2WAYトーチ付属のアダプタを流用すればCB缶に対応も問題ないだろう。
(メーカー非推奨。自己責任)

ということで逸る心を抑えながらレジに並び、家に帰って早速テスト。


箱も質感があってカッコいい(;´Д`)ハァハァ



付属の袋まで重厚でカッコいい(;゚∀゚)=3ハァハァ



あは~ん、炎までカッコよすぎる。
惚れる(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ




週末には早速キャンプにも連れて行ったけど、いいねー!実にいいね!


すり鉢状のヘッドから立ち上る炎は超強力。

雨にもマケズ風にもマケズ、お湯を沸かし肉を焦がす(←焼きすぎた)
*雨には負けました。当然だけどびっしょり濡れた状態では燃焼しません。


これだけ火力あると炊飯より炒飯でもしたいくらいだな。

炎がスポットだから焦げやすいみたいなレビューも散見されるけど、焦げやすいものは時々フライパンを揺するくらいしとけば、そんなに気を使う必要はない。
むしろあまりのカッコよさに心を焦がしてしまうことを心配した方がよい。


プレヒートパイプがあるから生ガスが流入する心配も(たぶん)ない。
試しに缶をひっくり返してみたけど大丈夫でした。(マネしないでください)
これは転がりやすいCB缶で使う上では結構大きなメリットだね。


分離式そのものが初めてだったんだけど、やっぱり低いと安心感があるし、炎から離れたところで火力調整できるのもいいね!

収納もコンパクトだし、軽いし、何度もいうけどカッコイイし、ホントにいいわー。


マイナス点は、ちょっとホースが硬すぎてモノを乗せないと本体がコケやすいことくらいかな。空焚きする必要はないから実用上の問題はないけど。
あ、あと五徳の真ん中が結構空いているのでカップで直接加熱したい場合などは不安定になると思われます。その場合は網とか使うようだね。


一目惚れだったけど性能も満足、末永く付き合えるアイテムになりそうです。
とても満足行く買い物でした(^^)


---2014/08/29 追記---

今シーズンも大活躍!
ちょっとやそっとの風など無視してお湯を沸かせるパワフルさはウインドスクリーン要らず!
いまもって惚れ惚れするシェイプと相まって、ますます大好きな道具になっています。
長く大事に使いたいと思います。






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2013/07/04

モンベル コンパクトヘッドライト

2つ持っていたヘッドライトが2つとも壊れたので購入。
一つは点かなくて一つは消えないってなんなの・・・(;´Д`)

拘りたかったポイントは2つ。
・暖色LED
・単3電池

電池は入手性と共用性の観点から。
これは選択肢豊富だったので、特に困ることはなかった。

暖色LEDは食事が美味しく見えそうだから。
しかしこれが売って無かった。

色々調べたけどパナソニックとモンベルしか見つけられず、パナソニックのは販売店を見つけられませんでした。もう廃番なのかな?
モンベルには明るくて大きくて重いパワーヘッドライトと、暗いけど軽くて小さいコンパクトがあったけれど、まぁキャンプのヘッドライトなんてとりあえず手元・足元が見えればいいだけだし、小さいほうが何かと便利だろうということでコンパクトタイプにしました。

バンドは頭頂部がないハチマキタイプ。
見た目的にもこっちのほうがいいよね。ゴツめのライトだと重さで下がってくるけど、これは軽いから大丈夫。

ケースがなかったのでレンズ保護のために100均で適当なポーチを買ってきたらこれがぴったり!
100均ってホント便利だな!


1年ほど使ってみたけど使用感は期待通りで、手元を照らすには充分明るく、暖色は肉も美味しく見える。
漆黒の闇を歩くときにはもう少し明るいほうがいいかなと思うときもあるが、それは単に気分的なもので、木の根も段差も見えるし実用上は全く問題ない。
単3一本で点灯するのもすこぶる便利。ただし電池はあまり持たず、消耗とともに徐々に暗くなるので見づらいなと思ったらケチケチせずに電池を取り替えたほうがよい。
自分は普通の電池だけど、エネループ向きかもしれない。


しかし、なんといっても暖色はいいね。
食事が美味しく見えるって超重要だと思うんだけど、なんでヘッドライトには暖色が全然ないんだろう?
最近のヘッドライトはやたら明るくて、点灯したままこっち向かれると顔をしかめるレベルだし、進化の方向性が違うような気がする。

ランタンもやたら明るくて星が見えんわ!ってのもあるし、あまり明るいのはキャンプでは無粋だという価値観が広まってくれればいいなと思います。






P.S.気に入ったので予備にもう一つ買いました。



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DOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガー アウトドア) テントタープポール XP-01





170cmの3本継。

テント(DCT-01 COCOON)のキャノピーポールや、タープ(KERMA KRT-311C)のサイドポール用途として購入。

ポールジョイント部にチェーンなどもないので、2本継でキャノピーポール、3本継でサイドポールにぴったりの高さになる。
そして2本入りで1000円以下という破格。

他社ももっとこういうの出して欲しいわー。

高スペック高単価ばかりじゃなく、こういうところにも需要はあるはず!



---2013/07/14 追記---

 伊豆大島キャンプでキャノピーポールとして2本継ぎで使ってきました。

後で自在は取り替えたけど、とりあえず使えた。
2本で高さもちょうどよい。
トンネルみたいに風が抜けて気持ちよかった。



明け方は隣のスクリーンタープが
吹っ飛ぶほど強風だったけど、問題なく自立。



結論からいうとポールは文句なし。本当にお買い得な商品だと思います。
ただ、ロープはしょぼしょぼ、ペグはおもちゃに毛が生えた程度、自在はゴミレベル。少なくとも自在は買い替え必須かな。
それでもとりあえず必要な一式をセットにしてくれる方向性は強く支持したい。不満な人は買い換えればいいだけだし、道具において、「とりあえず使える」というのはとても重要なことだと思うから。
この値段で収納袋がちゃんと付いているも有難い。収納はサイズが重要なんでやっぱり専用品がいいんだよね。
繰り返しますが、本当にお買い得な商品です!


---2014/9/26---

その後もタープにテントに大活躍です。
そのうち折れるかもしれないけどサブだから構わない、くらいの気持ちでいたけど今日まで曲がることもなく元気に現役です。
もう1セット買ってもいいかなーと調べてみたら1700円くらいに値上がりしてた……。
それでも安い方だけととりあえず買っておきたいほどの魅力なくなっちゃったかなー。




ケルマ ヘキサタープ400 KRT-311C

あると便利なんだけど、買うほどには使わない気がしてなんとなく買わずに何年も経ってしまう。
そんなアウトドアグッズは多いですよね?
何がそうなのかは人それぞれだと思うけど、自分の場合はタープがそれに当たりました。

どうしても必要ってわけじゃないし、ソロでは使わないだろうし、大人数だと持って来てくれる人がいたりで、ずるずると先延ばしにしてきましたが、今回のテント買い替えに乗じて遂に買うことにしました。


バイクに積めるソロキャンプサイズでと探すと、

ハイランダーの MINIタープ レクタ 

や 

モンベルの ミニヘキサタープ HX 

あたりが候補に上がってきました。


ハイランダー MINIタープ レクタ
ポールは別売りだけど、好きな高さに調整できると考えればむしろそれも利点。
色もいいし、いい商品だと思う。




ミニヘキサタープ HX
安心のモンベル。
サイズもMINIタープよりちょっと大きいから2,3人は何とかいけそうだし
実用上考えたらこっちの方が使いやすいかも。でも色はダサい。





どっちがいいかなと考えてみたけど、結論としては、どちらも悪くないが、どちらも良くもない。

MINIタープは形がイマイチだし、モンベルは色が良くない。



もうちょっと探すかとポチポチしていたら、鮮やかな赤いタープが目に飛び込んできた。




KERMA KRT-310




なにこれ・・・。
超カッコいいじゃん・・・・( ゚д゚)

ヘキサ(六角形)じゃなくてヘプタ(七角形)ってものクールすぎるじゃん・・・。

0.5秒で購入を決めたものの、どこを探しても売っていない。

KERMAブランドの発売元である「ヒマラヤ」に問い合わせてみると、既に廃盤とのこと。/(^o^)\ナンテコッタ

しかし現在はヘキサになった姉妹品があるということだった。

ヘプタの形も気に入っていたのでちょっと残念だけど廃盤では仕方ない。
妥協してヘキサを買ってきました。

KERMA KRT-311C ヘキサタープだー!






なになに充分カッコいいじゃないのー。

画像は公園で試し張りしたときのものです。
慣れない一人設営で30分くらい掛かってしまったが、次回からは5-10分あればできそうな感じだった。(無風時限定w)

ドッペルギャンガの安いポールも買ったから、夏には色々貼り方試してみようかな。
今のとこは良い買い物をした予感です。

今後が楽しみ^へ^


--------------2013/7/25 追記---------------

伊豆大島キャンプに行って、使ってきました。

青空に赤が映えてサイコー!
下にいてもいい色合いでいいね。
なんで赤いタープがこんなに少ないのか不思議なほどだ。



強度的にも、小雨と強風にも見舞われたけど、全然問題無し!
まあ一回で壊れても困るけどねw
今のところいい買い物した。という感想は変わらずです^へ^


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第2回 神津島アクアスロン 旅日記


昨年に引き続き、行ってまいりました神津島!

いやーやっぱり最高でした。

興奮冷めやらぬ旅の記録を稚拙な文章と画像で振り返りたいと思います・・・。




出発は金曜夜、竹芝桟橋から大型客船さるびあ号にて定刻通りに出港~!


さらば東京。って神津も東京だけどw



仕事を終えて飲む、船上のビールは格別!



途中、伊豆大島、利島、新島、式根島と経由し、揺られること12時間。
土曜の朝10時、これまた定刻通りに前浜港に到着しました。さるびあ号は正確だ~。

船体に掛けられた華奢なタラップを降り、堤防を踏んづける。
長旅でなまった体をぐいっーと伸ばし、ぐるりと首を巡らせる。
飛び込んできたは青い海、白い砂浜、そして波頭を掠めて吹き抜ける風。

相変わらず美しい、神々の島だ。

久々の島の空気を胸いっぱいに吸い込むと、早速レース前のひと潜りに出発した。


行き先は昨年同様、赤碕。
これまた昨年同様10:30発のバスに乗り込むと、やはり季節外れなのか乗客は自分ひとりだった。
運転手さんとお喋りしながらのんびり赤崎まで送ってもらう。
実際はバスなんだからのんびりってことも無いだろうし、送ってもらうっていうかルート通りに走っているだけなんだろうけど、途中のバス停に停まることもなく二入だけの車内で雑談なんかしている内に目的地に着いちゃうと、どうしても「バスに乗って移動した」というよりは、「送ってもらった」という感覚になっちゃうんだよね。

運賃は200円。思えば現金でバス代払うのも久しぶりだな。


まだ誰もいない赤崎



6月の赤崎は昨年(9月)とは違って閑散としていた。
売店も開いていないし、まばらに散歩している人がいるばかりで、泳いでいる人も泳ぎそうな人もいない。
やっぱりまだ早いんだなと思いつつも、自宅からわざわざフィンを担いでここまできて潜らないという選択肢はないので、素早く水着に着替えてマスクやフィンを装着すると、海に飛び込んだ。

水温は21度。ひんやりと冷たく、青く澄んでいる。
時期の関係か、昨年は見かけなかった(と思う)魚や、勢い良く茂った植物が楽しかったけど、30分も経つと結構冷えてきてしまったので上がることにした。

上がって時計を見ると11時20分くらい。
前浜に戻るバスはないので12時に迎えに来てもらえるようタクシーを手配していたのだけれど、まだまだ時間はある。
普通ならもうひと潜りするところだけど、今回の目的はあくまでもアクアスロンなので、ここで必要以上に体力を消耗してしまうのは得策ではない。
なんせ売店が開いていないため、買出しをする時間もなかった自分には食べ物はおろかコップ一杯の水すらないのだ。
前浜に戻るのはレース直前になるので、時間的にもコンディション的にも食事は無理だろう。
つまり現在の体力で午後のレースを乗り切らなくてはならないのだ。

若い頃は目先の感情を押さえきれず、つい無理をして失敗してしまうものだが、失敗と成功を重ねるにつれ、常に冷静な判断力が働くようになる。
先を見据えて、現状分析、計画・立案・遂行することができるようになる。


エネルギーの供給が出来ない今、これ以上体を冷やして体力を消耗することは避けなければならない。
濡れたラッシュガードを脱いで丁寧に水滴を拭き取り、少しでも身体を暖めておくためにボードウォークで日向ぼっこをすることにした。
陽射しに身を委ねていると、若い女性と年配の女性の二人連れが散歩にやってきた。若い子が「おばちゃん」と呼んでいるので、親戚のおばちゃんと姪っ子といったところだろうか。

この時期にひとりで泳いでいるのは珍しいのだろう、海に入ったのか水は冷たくないのかなどと話しかけられた。
しかし自分には午後のレースがある。そしてそのために島に来た。
雑談で無駄な体力は使いたくないが、話し掛けられて無視するわけにはいかないだろう、しばらく付き合うことにした。

二人は親戚ではなかった。
若い女性は一人旅客で、おばちゃんは宿泊先の宿のおばちゃんだった。
若い女性の職業はモデルだった。
さらに話しているうちにモデルが私も泳ぎたいと言い出した。
ひとりで海に入るのは怖いので一緒に入って欲しいと言われた。




「いつやるの?」




「今でしょ!」



俺は濡れたラッシュガードを引っ掴むと、冷たい海へ頭から飛び込んだ。



赤崎の海中。ちょっと濁ってるけど相変わらず綺麗



その後冷えきるまで遊んで陸に上がったら荷物がカラスの襲撃を受けていたり、タクシーが来なくてモデルさんの迎えに便乗して乗っけてもらったり、短いながらもハプニングに恵まれた楽しい時間を過ごして赤崎を後にした。



アクアスロン会場の前浜に戻ったのは締切り20-30分前だったと思う。
受付前で今大会に一緒に出場予定のOさんと合流して、受付とナンバリングを済ませて、トイレに行って、飲み物を補給して、日焼け止め塗っていたらもう開会式の時間になった。

受付前。ちょうど太陽も出てきた。




村長さんの発表によると、この日の神津島は晴れ、水温は21度。
気温は24度と言っていたと思うが、話している間にもどんどん上昇中という感じで、警察官も帽子を脱いで汗を拭っていた。
開会式では村長さんの他、東京都トライアスロン協会?の方や、他のゲストの方も何人か何かを話していたが生憎内容は覚えていない。アシスタントの萌ちゃんは可愛かった。ホリプロらしい。


やがて開会式も終わり、ロングの部が召集された。
スタート前、明大トライアスロン部OBの方々。
この方達はと夜のパーティーで同じテーブルとなり、
帰りの船でも宴席をご一緒させて頂いた。
楽しい時間をありがとう!



ロングの部スタート!
どうせスイムは遅いからゆっくり歩いて海に入る。



ちなみに今年のキャップは無地のゴム製だった。
ロングは赤、ショートは緑。色はいいけど無地は少しさびしい。
欲を言えば、キャップも記念品だからロゴとか入れて欲しかったかな(´・ω・`)

スイムから上がったところ。
たまたま自分が写っている写真をTwitterで発見したw
加工されててカッコいい!



神津の海は相変わらず美しく、とても気持ちが良かった。

こちらはオフィシャルから。
小さくて分からないけど今回はワラーチで参戦している。



コースは昨年の村内巡回から海岸線往復に変更になっていた。
今年のコースの方が断然いい!
波光煌く海は美しく、海風も心地よい。フラット一辺倒ではなく、適度なアップダウンもある。
給水ポイントも多く、ボランティアの方々も優しい。


全競技者ゴール後のFINISH地点。
上と同じくtwitterに上がっていたので連絡を取って送って頂いた。
しかしまたうまいこと写りこんでたなw



応援の仲間などがいないかぎりレース中の写真がないのが普通だと思うけど、今回はたまたまtwitterで自分が写っている写真がアップされているのを見つけ、アップ主に連絡を取って元データを送ってもらうことが出来た。
写真が趣味の方らしく、アングルも良い綺麗な写真なので非常に嬉しい(∩´∀`)∩


さて、レースリザルトは以下の通り。

Swim    00:34:02         50/76位
Run      00:46:08         9/76位

TOTAL 01:20:10       17/76位


スイムは相変わらずの遅さだけど、それ故にランでゴボー抜きができたのだろうから、順位にこだわりはない自分みたいなタイプは今くらいがちょうどいいのかもしれない。

ランは南熱海アクアスロンに続きワラーチで参加してみた。
今回つくづく思ったけど、ワラーチは本当にアクアスロン向きだね~。
アクアスロンって冬はやらないからサンダルでも寒くはないし、濡れたままで砂も落とすことなく裸足で履けるアドバンテージはデカイ。今回もトランジットで何人か抜いたんじゃないだろうか。
トライスロンではタイム短縮のため裸足のまま靴を履く人も多いみたいだけど、ワラーチでも同じ効果が得られるし、靴と違って中に入り込んだ砂が足を傷つけることもない。乾いた砂は勝手にこぼれ落ちていく。
他の参加者から靴内の砂で傷ついた足を見せてもらったけど、思いのほか傷だらけで痛そうだったよ。
全国のアクアアスリートの皆さん!ワラーチはオススメですよ!


まっちゃーれセンターの打ち上げパーティにて神津島太鼓
ハラに響く低音が心地よい。
個人的には大好き!



パーティ終了。記念撮影~
程よく酔いも回り、サイコー!



閉会パーティーは18:30~20:00くらいまでだったかな。
大会後に打ち上げがある大会はたまにあるけど、この大会のパーティは非常に良いと思う。
地元・神津島太鼓の演奏も素晴らしいし、当たりの多いお楽しみ抽選会もある。
DJも盛り上げ上手だし、アシスタントの萌ちゃん(ホリプロ)も相変わらず可愛い。
食べ物、飲み物が充分に用意されているのも素晴らしい。
人間卑しいもので、飲食物が不足しているとついつい自分や身内の取り分を確保に走り、お互いに不満と不信を持ってせめぎ合うとこになってしまうのだが、このパーティは食べ物も飲み物も持って帰れるほとふんだんに振舞われるので、自然と心に余裕ができる。
その余裕が隣人との交流を生む。
酒の種類も豊富だし、焼きそばも出来立てだし、地酒・盛若もその場で注いでくれる。

そしてこれはパーティに限らず、大会を通していえることだけど、ホスピタリティが高い。

前回・今回とこの大会出で知り合った人との交流がいまだにあるが、島の方々のホスピタリティが深いところで良い影響を与えてくれているのは間違いないと思う。

暖かい気持ちに包まれ、この日も気持ちの良い睡眠につくことができた。

感謝。



翌朝。
赤碕であったモデルのHさんと、本船出港まで釣りでもしよう!ということになっていたので、朝食後、釣竿を借りてから堤防へ。
Hさんは同じ宿のNさんを誘って先に来ていた。

釣りっていつ以来だろう・・・。結構楽しかったな。
また時間があるときにやってみたい。


まぁ結局誰も釣れなかったわけだけど、意外と楽しかったな。
ただ漫然と船を待つよりずっといいわー。



定刻通り10:30出港。
往路は一人で乗り込んだけど復路は4人。
バラバラに来た目的も違う4人が一緒に帰れるって何か楽しい。




船上では10人以上に!
出会いって素晴らしい(´∀`*)



竹芝では赤ちゃんもお出迎え。
本当に楽しかったです。
皆さんありがとうございました^^





統括としては、この第2回 神津島アクアスロン、第2回なんだけど今回から東京アイランドシリーズを外れたとのことで、何かトラブルでもあったのかと不安もあったが、終わってみれば全くの杞憂で前回以上に素晴らしい大会だった。
第3回、第4回と積み重ねていかれることを心から期待したい。


来年も出るぞ~!ヽ(`Д´)ノ




第1回神津島アクアスロン
第3回神津島アクアスロン

2013/06/26

DOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガー アウトドア) ドームテント DCT-01 COCOON


15年ぶりにテントを買い換えた。

以前使っていたのはたぶん15年くらい前に昭島のアウトドアフェアー会場で山と積まれていた5000円のテント。

WENZELというアメリカのメーカーのもので、HPには”SINCE 1887”と書いてあるのでかなりの老舗なのだろうけど、日本では全く馴染みがない。
画像がないかと探したけど、最初に買ったときはデジカメすらない時代だったのでこれが意外とない。
なんとか去年のGWツーリングのときの見つけました。


左の緑と黄色のがそうなんだけど、こうやって見ると結構しぶくてカッコイイな・・。
購入当時は知識ゼロで全く分かりませんでしたが、5000円のくせにポールはアルミ(軽いからジュラルミンかも!?)で、変則的な一本枝分かれポールだけで自立、フライはそこに被せるだけという簡単設営で、インナーも吊り下げ式で前室もそこそこあるという、バイクキャンプにぴったりの商品でした。
機能的な不満は無かったので、同じように吊り下げで全室広めで安いものを探しましたが、結論からいうと、今回はこれに匹敵する商品は見つかりませんでした。

15年前の俺、いい買い物したわー!



さて、今回の新しいテント選びのポイントは下記の通り。

・カッコイイの
・収納サイズ50cm以下(バイクに積むからね)
・前室は広め (雨の日に濡れた荷物を持ち込みたくない)
・吊り下げ式 (スリーブ式は面倒)
・ポールはアルミ (樹脂ポールが折れたのを2回ほど目撃。悲惨だった・・・)
・予算は1-2万円くらい (最初5000円で探したけど無謀だった)

5000円のWENZELくんで何の不満もなかったので同じ程度の予算で探そうと思いましたが、それだとホームセンターの投売りテントくらいしか見つかりませんでした。
一応色々店に行って見てみたけど、ポールは樹脂製だし前室がなかったり、しまいにはシングルだったりでとても満足いくものを手に入れるのは無理そうなので、少し予算を上積みして更に探し、最終的に二つの候補に絞りました。


No.1 DOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガー アウトドア) ドームテント DCT-01 COCOON





<コクーンの良い点>
・カッコイイ
・名前もいい。特に「COCOON」がいい。
・耐水圧が高い (3000mm!)
・ポールがアルミ

<コクーンの悪い点>
・収納サイズがデカイ (53cm)
・メッシュ部分が少なくてベンチレータも貧弱。暑くて蒸れそう。
・実は色は白じゃなくてグレー
・売っている店がなくて現物確認できない
・入り口がだらしなく垂れ下がってしまう。(キャノピーにすればよいがポール付属なし。これでは前室が使いづらくて仕方ないと思うが・・・)
・前室にシートが付いているのは逆にマイナス (靴置けないし、雨が溜まりそう)
・フライがスリーブ式で、しかもちょっと変則なのでめんどくさそう


No.2 KERMA レラ





<レラの良い点>
・カッコイイ。しかも先に買ったタープと同じメーカーで同じ色なのでバッチリ合う!
・名前もカッコイイ。
・収納がコンパクト! (40cm!)
・4面メッシュのうえベンチレータも付いていて、春~秋は完璧に快適っぽい。
・都内に直営店があるので現物確認可能。たまにセールもやってる。
・入り口がキャノピーになるように設計されていて、キャノピーポール(アルミ)も付属している。

<レラの悪い点>
・ポールが樹脂製 (キャノピーポールはアルミ)



この二つを前述の条件に当てはめて比較してみると・・・、
・カッコよさ     → レラ ◎:コクーン ◎
・収納サイズ50cm以下 → レラ ◎:コクーン ×
・前室は広め     → レラ ◎:コクーン △
・吊り下げ式     → レラ ◎:コクーン ○
・ポールはアルミ   → レラ ×:コクーン ◎
・予算は1-2万円くらい → レラ ◎:コクーン ◎


レラの圧勝!

んじゃレラに決定~!といきたいが・・・いきたいが・・・いきたいんだけどポールが樹脂なんだよなぁ(´Д`)-3
夜中にテントが壊れたカップルを見たことがあるけど、ずぶぬれで険悪そうだったなぁ・・・。きっと別れたろうなぁ・・・。
自分のテントが潰れた体験談も何回か聞いて、話としては面白かったけど、ネタはパクればいいだけだし(←おい!)体験しなくていいしなぁ・・・。
レラのアルミポールバージョンがあれば1.5倍でも買うのに・・・。

考えに考えたけど、やはり「壊れない」のはテントの最重要項目だろうということでコクーンにしました。



早速ポチって1週間後、ブツが届いたので公園で試し張り。

すると・・・
インナー吊り下げフックがひとつ無い!


いきなり壊れとるやんけ!

すぐに使う予定があるのでメーカーに連絡すると、現物を引き取って不良箇所を確認したら代替品を送ってくれるとのこと。
早速送り返すと3日後には届いた。安いテントなのに対応早いぞ!
と、思ったけど確認したら代替品ではなく当該箇所にフックを縫い付けてあるだけだった。
まぁ別にいいんだけど、代替品を送るって言ったならそうして欲しかった。
縫い目も荒いし仕事は適当な印象…。


6/29に神津島にいくので、そこで実地テストする予定です。

さてさてどうなることやら((o(´∀`)o))ワクワク



~おまけ~
試し張りのときの画像




収納サイズはデカイ。並べたサンダルは28cm。




広げたところ。耐水圧3000mmだけあって生地はしっかりしてそう。




全景。
設営時間7分。意外と簡単だった。
色はグレーなのはこの画像で良く分かると思う。白っぽくもない、堂々たるグレー。




前室開けたところ。
これだと雨駄々入りだよね・・・。縛っとかないとデローンってなっちゃうし、キャノピー無しでこの形状はイマイチ。
結局、別途キャノピーポールを買いました

とりあえず試し張りレビューはここまで。


その他にも今回は結構色々買いました。

今回買ったその他のグッズはこちら。



---2013/07/15 追記

ちょっと予定より遅れたけれど、伊豆大島キャンプでデビューさせてきました。

心配していた暑さも思うほどでなく、というか風はびゅんびゅん抜けて涼しかったです。明け方はちょっと寒かったのでメッシュ閉めちゃうほどでした。
都心と比べて気温自体も高くなかったと思うけど、この通気性の良さは嬉しい誤算です。

同じドッペルのポールでキャノピースタイルに。
これも風抜けの良さの原因のひとつか!?


























----更に追記----

その後神津島キャンプで使用し、問題なかったのですが撤収日の朝に日向に干すために動かそうと前室ポールを持って持ち上げようとしたら、ポッキリと折れてしまいました。
ポールの丈夫さを評価してこっちを買ったのに、こんな簡単に折れてしまうなんてー/(^o^)\

まだ2回しか使ってないし、特に負荷を掛けたわけでもないのに折れるのは問題あるんじゃないかとメーカーに問い合わせましたが、初期不良保証期間過ぎてるし(いつまでなのか不明)、対応できないから新しいポール買ってくれとのこと。
買うのはいいけど、強度的にこんなもんなら相当気を付けないとまた折れちゃうんじゃないの?その辺大丈夫なの?という問い合わせメールを送るも完全無視w
値段や振込先だけ書いたメールが返信されてきただけでした…。

このまま捨てるのも忍びないので新しいポールを注文して、今後は細心の注意を払って使うつもりだけど、問い合わせ事項を無視はないよなぁ。

インナーフック欠落のときも交換すると言っておいて適当な補修だったし、この会社のアフターケアは期待できそうにありませんねー。

安いから壊れても困らないものを買うにはいいかもしれないけど、大事なものは二度と買いませんわ。