2014/07/14

ヘネシーハンモック & Byer ハンモックスタンド 実戦テスト


(はじめに)

下記エントリの後、Byerのスタンドは接合部が抜けなくなったので廃棄となりました(`;ω;´)
現在はコールマンのアルミのものに買い替えています。
スペック比較はこちら


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一年越しの夢を叶えて購入したヘネシーハンモック

ちゃんと張れるのか、寒くはないのか……。


やれば分かるってことで早速行ってきました。


やってきたのは西湖、以前もお世話になったことのある西の海オートキャンプ場です。

設備も古く、トイレや水場も綺麗とは言いがたいけれど、湖畔のロケーションとほのぼのとした空気が魅力なキャンプ場です。
管理人さんが商売気のない方で、洗剤を忘れて売店を訊いたら自宅のものを分けてくれたりしました。
自然と同類が集まるのか隣合わせた方がゴミを一緒に捨ててくれたり、帰るときには管理人さんが出てきて見送ってくれたりと、オシャレキャンプ場では得られないアットホームな幸福感がありますね。


西の海キャンプ場には湖畔のサイトと林間のサイトがあり、今回はハンモック中心のキャンプなので迷わず林間サイトをチョイスしました。
いそいそと最上部のサイトに移動し、さっそくハンモックテストです。

スネークスキンに収納した状態
木陰がいい感じ!



初めてタープも張ってみました。
本体がはみ出るけどこれでいいのか……?





ちなみにハンモックスタンドはこんなのです。


バイヤーハンモックスタンド





ネットで9280円。
付属のペグがゴツすぎて打ち込むのに巨大ハンマーが要りそうな代物だったので、6mmの細引きとソリステ40*2を別途購入しました。
合わせると1万円を超えちゃうし迷ったんですが、2本継ぎ仕様で自作しようと思うと結構大変そうだし、道具もないから結局高くついちゃいそうってことて買っちゃいました。
コールマンのアルミのと迷ったんだけど収納サイズに大差無かったので木の温かみがあるこっちにしました。
買ってから気付いたんだけど、こっちには収納袋がないのね……。向こうはペグも付いてるし選択ミスだった気がします(´Д`)

バイヤーのもコールマンのもバイクに積むには微妙に長いのが残念。
3本継で60cmくらいになるモデル出たら即買い替えるのでどこか出してくれませんかねー。
ユニフレームさんやドッペルさん辺りがやってくれるんじゃないかと密かに期待しています(^^)



さて、早速一晩寝てみての感想を結論からお伝えしますと、正直微妙な感じでした。


使ってみて気になった点は大きく3つ。


まず一つ、動きづらい

この日は最低気温は体感15度くらいと7月としては肌寒かったのでシュラフで寝ることにしたのですが、ハンモックの中でシュラフに入ることすら難しい。
自分の動きに合わせてハンモックがたわみ、それに合わせてシュラフも動いちゃっうので、なかなか思い通りのポジションに収まらないんですよね~。
なんかシュラフがねじれちゃってそこを直そうと芋虫みたいにゆっさゆっさ、こんなに揺すったらスタンドが倒れてしまうのではないかと心配になるほどでした。
こう面倒だとトイレに立つのも億劫だし、途中で暑くなったり寒くなったりした場合も面倒だろうなーと思います。


次に寝姿勢が悪い

予想以上に腰が沈んで体が折れ曲がってしまいます。
自分が買ったのはEXPOLER DELUXE ZIPという大き目のタイプなので、普通のものよりもゆったりと水平になれるのではないかと思いましたが期待どおりではなかったです。
また、これはロープワークや立ち木の選定などが悪かったのかもしれませんが、徐々に沈みこんでいき明け方にはお尻部分が地面に擦るほどになっていたのも気になりました。


最後にタープが小さすぎる

本体と同じくアシンメトリなデザインになっていますが、短辺長辺の組み合わせが本体と逆になっていることもあり、全体を覆いつくせないので少しでも斜めに雨が降ったら濡れるであろうことは容易に想像できるものでした。
タープの下に荷物を置くことできなそうです。
ちょっと荷物になっちゃいますけど、別に大きなタープ用意した方がずっと快適に過ごせそうです。


ということでデメリットばかりが目立つデビューとなってしまいました(´Д`)


収納が小さい・設営撤収が楽なのは確かにメリットですが、ソロテントなら充分コンパクトだし慣れれば5分で張れるしね……。


やはり真価を発揮するのは真夏なのでしょう!

あの寝苦しいテントの夜をどれほど劇的に変えてくれるものなのか。

胸が張り裂けそうなほど期待しつつ、来週も試しにいきたいと思います^^



------2014/8/28 追記-------

5泊の島キャンで使ってきました!
*リンク先にハンモックの写真はありません。

やはり結論から入ると、快適でしたっ!!


上記3点のデメリットは変わらず、動きづらく、体は曲がり、タープは小さいけど、爽やかな風が体をなぞる心地よさ格別。蒸れるテントの寝苦しさとは比較にならない快適さでした。
テントの友達が暑くて寝られなかったという熱帯夜にも朝まで快眠でした。

雨の日もあったけど、付属タープは使わずケルマの安いやつの下にハンモックを張るスタイルにしたら吹き込むこともなく熟睡。

ちょうどよい立木は無かったので電柱とハンモックスタンド(Byer)を使って設営。
かなり高めに張っても段々ずり下がってきて、朝には接地してるかギリギリか、という状態になってしまいました。
ハンモック自体も結構伸びてしまっている感じがするので、一晩寝るにはもっと高い位置に張らないといけないのかもしれないけどハンモックスタンドの高さは決まってるからなぁ。
ちょっとくらい接地しても問題なく寝られるけど、折角のハンモックなんだからやっぱり中空にいたい。
張り方工夫すれば何とかなるかな?もうちょっと実戦テストしてみます(^^)



-----2014/9/24 追記-----

その後何回か使用しました。

・やっぱり真夏の平地には涼しくて(・∀・)イイ!!
・9月の高地(22時時点で15℃、最低10℃くらい?)では、インフレマット & シュラフ(公称-5℃まで)仕様でちょっと寒いくらい。
・やっぱりハンモックスタンドの高さはギリギリ。できれば立木を使って180cm以上の高さに張りたい。


-----2015/8/18 追記-----

お盆休みの島キャンで使用。
海を臨む平地の海岸線サイトで海風は強かったのですが、それでもテント内はうだるような暑さで明け方には疲れた顔でテントから這い出してイスで二度寝するキャンパーも少なくありませんでした。
そんな中でもヘネシーハンモックは快適快眠。ちょっとひと休みと横になるとたちまち夢の世界へ転がり込んで朝まで熟睡でした。

買い替えたコールマンのハンモックスタンドも秀逸。軽いし設営・撤収も簡単だしデザインも綺麗。
何故最初からこっちを買わなかったと昨年の自分を引っぱたいてやりたいくらいです。

来年の島キャンは荷物用の小型テントでも用意してハンモックだけでOKだな。

2014/07/07

ヘネシーハンモック 試し張り

先日届いたヘネシーハンモック。
日曜日にちょうど晴れたので公園で試し張りしてきました。


とりあえず手頃な感覚の樹を見つけて適当に張ってみる。




まぁ、なんとかなりそうか。


ジッパーを空けておそるおそる乗ってみる。




ちなみにこのハンモックはデラックスタイプで少し大きく公式サイトによると213cm/135kgまで対応となっている。
(ちなみに普通のは180cm/90kgまで。私は183cm/80kgsくらいなので、念のためデラックスにしたのであーる)


デラックスタイプの中は広い、というレビューをちらほら見たが、別にいうほど広くは感じなかった。
まぁ端に届くようなことはないし、充分なスペースではあるけどね。
斜めに寝るとより水平に寝れると聞いていたので試してみたけど実感できるほどの違いはなかった。
45度位まで斜めになれれば違うのかもしれないけど、そこまで斜めににはなれないし、期待ほどでは無かったかなー。


ちょっと寝た感じでは耐荷重に対する不安はない。
まぁそんなものは実際に破けるまで分からないだろうが、現実的に心配なのは紐が緩んでの落下だろう。今回は適当結びだったけど、ちゃんとロープワーク覚えなきゃな。




中から見上げればこんな感じ。
こちらは期待以上によく見える。蚊帳の目が細かいのだろう、景色は自然に見えて全く目障りにならない。
昼は蚊帳を外して寝っ転がったほうが気持ちよさそうだなーと思っていたけど、これならタープさえ外せば充分に気持ちよさそうだ。

まぁ辺りがよく見えるということは周りから丸見えということなので無防備すぎる嫌いはあるけどw




本当はタープも張りたかったしハンモックスタンドも試したかったんだけど、時間がなかったので今日はここまで。

来週晴れたらハンモックスタンド試して、良さそうなら収納袋も探すか作るかしなきゃなー。

夏に向けて色々楽しみが増えてきたぞ(^^)



-----2014/9/24 追記-----

実戦投入してきました。

2014/07/02

クリアゴーグル購入 アクアスフィア カイエン Aqua Sphere - Clear Lens Kayenne

今夏のアクアスロンに向け、wiggleでゴーグルとゼッケンベルトを買った。




Aqua Sphere - Clear Lens Kayenne



ゼッケンベルトは適当に安いのをチョイス、ゴーグルも正直良し悪しとか分かんないんだけど、視界は広そうだし、ネットの評判も悪くないので購入。

クリアレンズは初めてだけど、想像以上に明るくて(・∀・)イイ!!

特に左に水が入ることが多いけどこれは前からなので、たぶん自分の泳ぎ方が悪いんだと思いますw


しかし視界が鮮やかなだけでこんなに違うんだなーとヒシヒシと感じています。

本番の楽しみがまた増えました^^








------2014/7/23 追記------

ん~。いくらなんでも水入りすぎやわー。
100mしかもたん(-_-;)

もう少し試行錯誤してみてダメなら買い直しだな。
本番に間に合うかな(`;ω;´)


------2014/08/23 追記------

もうダメ!付け方変えても締め付けてもジャバジャバ水入りすぎでどうにもならんわー。
これじゃwideというよりvoidだわー/(^o^)\

これではとても本番は戦えないので店に行って試着の上、新しいゴーグルを買ってきました。
今度はスピードのFUTURA BIOFUSE

目に当てて軽く押せば、ゴムバンド無しでも吸い付くような感じやわー。これなら大丈夫でしょう!
やっぱ試着って大事ね。

皆さんもゴーグルの新調は慎重にね!


Hessey Hammock 到着!


仕事を終えて家に帰ると小包が。


シンプルだがどこか海外を感じさせるデザイン



アメリカから海を越えてやってきました!

でぃーす いーず





Hessey Hanmmock!


一年間迷ったけど買っちゃいましたー!


ヘネシーハンモックという名前を初めて聞く方のためにご説明します。
ヘネシーハンモックとは・・・・要するに屋外対応ハンモックです。
普通のハンモックと違い、蚊帳と屋根(タープ)が付いているので虫に刺されず雨に塗れず、いつでもどこでもグーグー寝れる進化版ハンモックです!
イメージ図




ヘネシーハンモックには、小さめのスカウト、標準と言えるエクスペディション、軽くて小さいウルトラライト、もっと小さいハイパーライト、逆に大きいデラックス、さらには「サファリ」や「ジャングル」、「カモフラージュ」など重さ・大きさ、柄が異なる様々なバリエーションがあります。
また、足元がベルクロになっていてそこから出入りする形のクラシックタイプと、上部に付いたジッパーから出入りするジッパータイプの2デザインがあります。

今回ワタクシが買ったのはEXPLORER DELUXE ZIPというモデル。

デラックスの名の通り、ちょっと重くて大きいモデルのジッパータイプです。
パッケージや運搬でどうなのか少々悩みましたが、自分は183cm 80kgsくらいと割と大柄だし、やっぱり広い方が何かと快適だろうということで決めました。大きさと重さは気合でカバーできる範囲と踏みました。




詳細なスペックはこんな感じで・・・・

Hennessy Hammock
EXPLORER DELUXE ZIP

【仕様】
カラー コヨーテブラウン(茶)
人数 1人
対応身長 ~213 cm
耐荷重 135 kg
収納時重量 1420 g
収納サイズ 約 12.7 × 20.32 × 30.48 /cm
ハンモックサイズ 約 2.74 × 1.42 /m
素材 210デニール オックスフォード ナイロン
メッシュ 30デニール No-See-Um ネット
ロープ 長さ 約 3.05 m
素材 low-stretch polyester core ropes with polyester cover
ウェビングストラップ 幅 5.08 cm
長さ 1.06 m
素材 ナイロンウェビング製 ツリーハガー
レインフライ 重量 390 g
素材 70デニール ポリウレタンコーティング ポリエステル リップストップ
収納袋 重量 20 g
素材 ポリエステル リップストップ
備考 袋にロゴ・設営手順説明書のプリント有り


気になるお値段はこんな感じ。

Item Subtotal: $206.49
Shipping & Handling: $34.00
Total Before Tax: $240.49
Shipment Total: $240.49 (JPY 25,514)

為替はUSD = JPY106のレート。
ドル/円はここのところずっと中値で102円を挟む展開なので、106円ははっきりいってボリ過ぎですね(; ・`д・´)
ま、それでも日本で買うより安いんだけど。

日本ではA&Fが代理店をやっているらしく新宿の本店に行きましたが、なんというかあまり良い対応ではなかったので色々調べた結果アメリカのアマゾンに出店していたOUTDOOR SHOPPINGという業者から買いました。
アメリカアマゾンのアカウントは持っていなかったけど日本のアマゾンと同じ作りだし登録もスムーズだったよ。
デラックスモデルはA&Fでも扱いがなくて、楽天で見つけた業者は33,000円くらいだったから7000円安く買えたことになるかな。
海外通販だし2週間くらいかかるかもと思っていましたが、ポチってからわずか6日間で到着。
いいよいいよー。OUTDOOR SHOPPING、仕事早いよー!


さて袋の中身は本体とタープと木に巻くベルト(名前忘れた)。
ベルトは結構幅広で良さそう。
また、袋のサイズに若干の余裕があるのもいい。
コンパクトにしたいあまりに袋が小さすぎて一度出したら二度と元通り仕舞えないキャンプ道具って結構ありますけど、これはそんな心配はなさそうです。
デラックスを選んだもうひとつの理由はこの色。
モデルによってグリーンや迷彩もあるんだけど、
写真を見る限りではこれが一番いい色でした。



タグとオマケのシール。
このシールだけヤフオクで500円出品されてたけど、誰が買うんだろう・・・。





ちなみにMADE IN CHINAでした。
最近はありがちな話ではあるけれど、中国で作ったものを日本で買うよりアメリカで買って日本に送った方が安いってどうなの?(笑
ま、何はともあれ、太平洋往復お疲れ様でした!(`Д´)ゞ

できれば週末にどこかでテストして、実戦投入は海の日の連休かな。

楽しみで仕方ないぜー


-------(追記)---------

後日、スネークスキンも買いました。



こちらは国内の通販(山渓)より。2700円くらいだったかな。
ものぐさには欠かせないよねーw


試し張りの様子はこちら

2014/07/01

スノーピーク ギガパワー2WAYトーチ

火起こしは楽しい。

乾いた小枝を軽く盛って、鉈で割った細い薪をかぶせる。
固く絞った新聞紙の先端に火をつけて、そっと差し込み、優しく息を吹き込む。小さな炎を消さないように用心深く、必要なだけの酸素を送り込んでやる。
新鮮なエサを得た炎は体を大きく膨らませて小枝を食べ尽くし、パチパチとはち切れんばかりの成長の音を立てながら、薪へと食らいつく。
踊る炎を見つめながら次の薪を物色する。
この太いのいけるかな?いや、まだこっちの方がいいかな―

実に楽しい。

だけれども、そんな過程をすっ飛ばして手早く済ませたいときもある。腹が減っているとき、寒くてしゃーないときなど特にそうだ。
そんなときトーチがあれば便利なのは知っていた。そしてトーチを買うならこれだというのも決めていた。

スノーピークギガパワー2wayトーチ




この製品の魅力はなんといっても音にある。

ボボボボボッと燃焼音というより空気を取り込む音なのかな?周囲5mの人が危険を感じては振り向くくらいの音がする。
轟音と共に青い炎を吹き出すその様を見て、「もはや兵器」と言う人もいるが、言い得て妙だと思う。


もちろん音だけでなく、炎のパワーも中々のものだ。
炭はもちろん、薪だって直接点火できる。
せっかくトーチ使って手抜きするんだったらとことん抜きたいよね。簡単着火という意味ではこのパワーは心強い。

副次的な要素としては、この製品は2wayの名の通りOD - CBアダプターが付属されている。
これは単体で買っても1000円くらいするシロモノなのでちょっとお得です。自分もP-133S用のCB缶接続に使っています。


欠点と言えば、やや大きいことと、イグナイターが付いていないことかな。
個人的にはイグナイターという装置は壊れやすいし、肝心なときに役に立たなかったりと経験があり、却ってイライラするのでストーブもランタンもあえてイグナイター無しを買っているくらいだけど、トーチに限ってはそれ自体が着火用途でもあるのでやっぱり付いていて欲しかった気がする。
これから火を熾そうというときに、まずトーチを引っ張りだしてきて、それからライターを探すのはスマートではない。
まぁ火打ち石でも着火できるし、本質的な問題ではないけどねー。



ちなみにこの製品はスノーピークブランドではあるが、KOVEA社のOEMらしい。
先日ポチったコブラアダプターもKOVEA製品なので、早くも二品目になるのか。


KOVEAはスノピのOEMを幅広く請け負っているらしいので興味が沸いてサイトをチェックしていたら、もっとスゴい(兵器っぽい)トーチも載っていた。

KOVEA LONG CANON GAS TOACH




キャノントーチw もはやネーミングからして火炎放射寄りだわーw
必要ないけど欲しいw