1899~1961
2023/10/30
やめる前にトライすること。 アーネスト・ヘミングウェイ/Ernest Hemmingway
1899~1961
2023/09/05
偶数? 奇数?
とある商品の検品レポートを見て気がついた。
左から、「検品数」「良品数」「不良品数」と並んでいたレポートだったんだけど…
370 90 280
810 170 640
310 98 212
310 92 218
114 32 82
220 58 162
132 42 90
112 18 82
全部偶数!
まあ生産機器の関係で生産数(≒検品数)が全部偶数になることはあるかもしれない。
しかし良品数(不良品数)が8階連続で偶数になる確率は(1/2)^8、256分の1でしかない。
まぁあり得ないというほどの確率ではないものの、前後の事情から察するに後から適当に書いた数字なんだろうなぁと思うのであった。
そこでふと、「人は適当に数字を選ぶと偶数になる傾向」があるのでは?と思いついた。
ちょうどグーグルの生成AI「BARD」の日本語対応が始まったというニュースを先日見たので、そのような統計的な資料はあるのか聞いてみたところ…
あるらしい!
さて、気になる結果はというと、偶数好きが47.2%、奇数好きが52.8%とルイスの論文とは逆の結果となっていた。
うーむ…
さらに、この記事で奇数が多いという結果を見た時に「ははーん。1が好きな人が多いんだろうな。1番はみんな好きだもんね」と思っていたのだが、調査では好きな数字も聞いていて、奇数好きに一番人気の数字はなんと「3」とのことでした。
なぜなんだ…。
2023/03/08
新一年生の通信教育比較
息子はもうすぐ小学生。
遺伝的にも家計的にも小中での受験など考えておらず、元気で楽しく過ごしてくれるのが一番と考えております。
考えておりますが、やはり勉強はしておいた方がよいと考えております。知識と教養は視野と人脈を広げ、人生が豊かになるだろうから。
ということで壁に漢字や掛け算のポスターを貼ったり、寝る前に計算問題ごっこをしたり、ネットのプリント(ちびむすドリルとか)や幼児向けのテキスト(うんこドリルとか)もちょこちょことやらせてはいたのですが、いかんせん素人が適当にやっているだけなので一貫性はないし、重複していたりで効率がよいと思っていませんでした。
(それでも2桁の足し算、引き算、3年生までの漢字、掛け算くらいは大体できるようになってました。子供って凄い)
まぁ親子コミュニケーションの一部でもあったのでそれはそれで構わないのですが、そろそろ計画的に学習を始めたほうがよかろうということで通信教育を始めることにしました。
公文も考えたけど、息子の性格的に集中力が続かずすぐに机の前でボケーとしはじめるのは火を見るより明らかで、先生は声を掛けてくれるかもしれないがまたすぐにボケーとしてそのうち見放されるのオチと看過したため、もう少し集中力がつくまでは目の届くところで一緒に頑張るのがよいだろうと考えたためです。
そうと決まればということで、早速各社の体験版を申し込みました。
試してみたのは以下の4つ。
・Z会
・ポピー
・名探偵コナンゼミ
・こどもチャレンジ
各社1~3回ほど試した寸評は以下の通り。
まずZ会。
頭一つ抜けて難しかったです。
文章題が長いため「問題の意味が分からない」という状況になりがちで、息子の場合はやる気が削がれてしまったようです。
ただ設問はかなり良質で、親が見れば「この問題で何を学んで欲しいのか」という意図がしっかりと見えます。子供としても問題の意味さえ捉えられれば正解にたどり着くのは難しくなく、しっかりと考えさせようという姿勢は非常によいのではないかと思いました。
また、寂しすぎるくらいシンプルで絵柄も最小限、それもあまり可愛くもないクマさんだけとかなのでテキストに集中しやすく、気が散りがちな息子には向いていると思いました。
つづいてポピー。
一言でいってとても良質だなと感じました。
紙も上質だし印刷も綺麗。問題文や絵柄も適度にやさしく華やかで見やすく分かりやすく、過剰なオマケもつかないのでサッと始めてササッと終えられます。
学習のスタートとしては最適ではないでしょうか。
名探偵コナンゼミ。
これはうーん。中途半端感がありました。
基礎から発展問題まで網羅しているものの、問題文の質がイマイチで、一見して意味が捉えづらいものが複数ありました。Z会の問題文も難しめではありましたが、あちらは設定そのものが複雑であったり表現が参考書のそれであるためとっつきづらいといった理由によるもので大人が読めば良質だと感じるものでしたが、コナンゼミの方は問題文がやや不親切というか言葉足らずなため不必要に難しくなっていると感じるところがあり、これはおそらく自分とは肌が合わないというか方針が好みにマッチしていないのだなと感じました。
そして、こどもチャレンジ。
ゲーム、ゲーム、オマケ!です(笑)
七色ペンや花まる用赤ペン、計算問題はレース形式で正解の道を選んだり、敵を倒していったり、国語の穴埋め問題では該当する文字が足りない場合はボタンを押すと上から降ってくるなど余計な仕掛けがあったりと、とにかく全力で子供を引き込もうという熱意をありありと感じます。
楽しんでやってくれるのはいいんだけど…集中力が果たしてどこまで勉強に振り分けられているのか疑念もあります(笑)
ということで2~3月に及ぶ検証の結果、親が選んだのは「Z会」、子供が選んだのは「ポピーかこどもチャレンジ(Z会でもいい)」でした。
こうなれば権力のよってZ会に決定…といういきたいとことですがひとつ問題がありました。
「我が家のタブレットでは上手く動作しない」という大問題です。
Z会には紙コースとタブレットコースがあるのですがタブレットコースの方が安いです。
特段タブレット反対派でもない私としてはそりゃタブレットコースでしょと思っていたのですが、我が家のオンボロイドタブレット(ファーウェイの4,5年前のやつ)だと体験版の一部コンテンツが表示されなかったのです。この気に買い替えてもいいのですが我が家の危機構成上iPadは買う気がせず、アンドロイドのタブレットの本命であるPixelもまだ発売されていないし、そもそもアンドロイドタブレットでは正常に動作するかは保証がない…。
さてどうするか悩みましたが、結局子供の希望を優先してポピーとこどもチャレンジを同時に始めてみることにしました。
とりあえず4月号だけ両方やってみて、良さそうな方だけ継続する予定です。
さてどうなるか。
2023/02/16
ティファールの電気圧力鍋「CY3611JP」購入! 炊飯もできるけど炊飯器には敵わない
ティファールの電気圧力鍋「CY3611JP」を購入した。
長年愛用していたサンヨーの炊飯器の内釜コーティングが剥がれてきたので代替を検討していて、炊飯器を買うことももちろん考えたけれどたまたま通りがかったティファールショップでセール(31%引!)をやっていて、新しい家電である電気圧力鍋を使ってみたかったので勢いで買ってきた。
第一印象は「やはりデカい」。収縮色の白基調だけど少し圧迫を感じるくらいの迫力がある。高さもある。上部のちょんまげがぶつかって食器棚の炊飯器置き場に入らない。
仕方ないので横の棚に置くことにした。リビングから見える位置だけど棚や壁紙と同じ白色だしデザイン性も高いので違和感はない。
早速炊飯器として数日使用したところ、やはり専用品には劣るなと感じる部分がいくつか出てきた。
・蓋が取れるのは邪魔
→炊きあがって蓋をあけると蓋裏についた水滴がボタボタ落ちてくる。ご飯に入るのも周囲に飛び散るのも嫌なのでそっと裏返して台所に持っていく。
説明書のよると蓋は「裏返さず水平に置くことをおすすめします」とのことだけど、裏返さないと水滴ボタボタだし、30cm四方、厚さ4,5cmの大きなものなのでそのまま置いておくには邪魔すぎる。とりあえず布巾を敷いて立てかけておくことにしました。
蓋置き場は今後の課題です。
・時計がないのはちと面倒
→タイマー付、保温付は絶対条件で、タイマー炊飯ができるのは確認のうえ購入したんだけど時計が内蔵されていないためタイマーは単純なオン/オフタイマーのみとなる。10分単位で設定可能で設定自体はダイヤル+3プッシュで簡単だけど、セットしてから時計を見て「ええと6時半に食べるには蒸らし時間を考慮すると6時10分に炊きあがりとして、今が23時15分だから…」などと考えるのは面倒ではある。
・お手入れはやや面倒
→炊飯器は内蓋が取れるので内蓋と内釜を取り外して洗って干すだけ、内蓋は薄いのでお皿と一緒に水切りかごに入れられたが、電気圧力鍋の蓋はぶ厚いため水切りかごには入れられない。
また、上記吹き出し口のおもりも取り外して洗うに必要がある。
あと蓋の内部に水が入る。洗った後に蓋を水平にすると隙間からジャバジャバ水が出てくる。これがあるから「裏返さず水平に置くことをおすすめします」という説明書になるのだなと思ったが、上述の通り水平に置くと邪魔すぎるので立てかけてしまうが、結果水が抜けず錆びたりバイキンが繁殖したりしたら嫌だな…と一抹の不安はある。
・しゃもじが置きづらい
→炊飯器には本体横にしゃもじホルダーが備え付けられていたが本品にはない。
社外品買って取り付ければいいやと思っていたが、開閉時に蓋を回すため側面にしゃもじを取り付けるとぶつかってしまうことに買ってから気づいた。
別のしゃもじスタンドや自立するしゃもじでも買えば済む話だけど、やっぱり本体に付いていたほうが便利だろう。
・炊きあがりが柔らかすぎる
→規定量の水をいれるとご飯がべちゃっとしてる。好みの問題の範疇を超えているのではないかと思う。我が家がたいてい2合炊くのだけれど、規定線-2mmくらいの配合でちょうどよい感じになる。
いずれもすぐに対処できたり慣れれば問題なかったりするのだと思うが、少し使い勝手に劣る、というか炊飯器はよく考えられて作られていたんだなぁと改めて感心した。
蓋を開けたときの水滴なんて気にもしなかったもんな。
本品はあくまで「炊飯もできる電気圧力鍋」であり、炊飯器とは似て非なるものだと感じた。
ここまでネガティブな話ばかり書いてきたけれど、あくまでも炊飯だけにフォーカスを当てれば電気圧力鍋は炊飯に劣る、という話であり、調理器具として電気圧力鍋は炊飯器に劣るという話ではないということに留意いただきたい。
圧力鍋としての実力を試すのはこれからなので、美味しい煮込み料理や骨がホロホロする煮魚などに期待したい。
ただ…試す前に言うのもなんだけど、結構本体は大きく場所を取るしメンテナンスもそれなりに手間がかかるので通常の圧力鍋に比べて大きな優位性があるとは思えず、妻のように圧力鍋恐怖症というのでなければ特に買う意義もないかも…という気がしている。