近年のアウトドアブームの中で注目を浴びてきているボルダリング。
ボルダリングとは道具を使わずに大きな石（＝ボルダー、Boulder）をよじ登るフリークライムのことで、
クライミングシューズ１足あればチャレンジできる敷居の低いアウトドアスポーツである。
練習用の、赤や黄色のカラフルな石がくっついてる壁を見たことのある人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなクライミングジムのひとつ、東京・中野の「
J&S」に行ってみました～。
受付で入会手続きを済ませ、料金を払い、動きやすい恰好（Ｔシャツと短パン）に着替える。
靴はレンタルすることにしたんだけど、クライミングシューズってキツイね～！
普段のサイズと同じ28cmを借りたのですが、思いっきり指が曲がってしまいます。
ちょっとこれは小さすぎるんじゃないの？と思いましたが、スタッフの方の説明によるとクライミングシューズというのはそういうもので、むしろそれは初めてだから大きめのものを渡していますとのことで・・・。本来はもっとキツイのか(；ﾟДﾟ)
これはしばらくしたら痛くなってしまうのではないか？と思っていたが、逆にしばらくしたら慣れたのかキツさもさして感じませんでしたｗ
その後、
・場内の壁はどれも自由に使っていいのだが、石の下にカラーテープが貼ってあり、同じ色・形のテープが貼ってある石のみを使ってスタートからゴールまで移動する練習コースが設定されていること。
・多くのコースは交差しているので譲り合うこと。
・万一の落下に備え、登っている人の下には立たないこと。（注意義務は下の人にあるそうです）
などの説明を聞き、いざ本番！
難易度は（たしか）8段階に分かれており、それぞれ石のテープの色で可視化されていて、入り口脇にランキング表が掲示してありました。
（カンタン）
1.水色 カンタン。まずはこれから！
2.緑色
3.銀色
4.白色 これが出来たら初級者卒業！いきなり出来たら天才！
5.忘れた
6.忘れた
7.忘れた
8.忘れた もはやサル。
（難しい）
こんな感じ。
それぞれの色の脇に一言コメントが入っていました。（詳細は忘れたので正確ではありません）
僕は初めてなので、初めての人間がだけが狙える「いきなり」に目を付け、4.白色を制覇して天才の称号を得ることを目標にしました。
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| こんな感じの壁が両側に設置されています |
場内には子供や若い女性（カワイイ）も含め、5人ほど先客がいました。
みなさん何度か来ている様で、慣れた感じで次々と課題に挑んだり、壁を見つめてイメージトレーニングをしたりしていたりしました。
こういうジムに来る人は、やはり猿っぽい人が多いのだろうと予想していたので、子供や女性（カワイイ）がいたのは大変意外でした。
男性もどちらかといえば知的に見える人が多く、幅広い層から支持があるのが伺えます。
意外だ。
さて様子見もそこそこに、こちらもさっそく課題に挑みました。
まずは入門編の水色。
これは余裕でした。ミスすることもなく、なんなくクリア。
気分よく緑色のコースへ。
これもまぁ余裕。やはり初級なので握りやすい石が多く、がっちり握って力づくで登れてしまいました。
続いて銀色のコースへ。
ここに来ると使える石の数が減ってきて、適当に取っていくと左右の手が逆になったり、カラダ全体が斜めになってしまって大変苦しい体勢になったりします。
初めてのミスを経験したものの2回目のチャレンジでクリアできました。
そして休憩を挟んでいよいよ天才への壁、白色。
まずは適当に挑むも5個目の石が掴めず脱落。
友達も脱落したので、二人して効率的な腕の運びやバランスの良い足場を選んでこれが最適じゃないか、というルートを考案しましたが、何度やっても脱落脱落脱落・・・。
アタマで描くように登れません(;´Д｀)
今までの石は
(横から見た図）
３ ←こんな形状が多く、指が入るのでがっちり握れたのですが、
難関の5番目の石は
、
..） ←こんな感じでカーブが緩いうえに大きいのでとてもグリップが悪いのです。
´
しかもそこから移りたい6番目の石がまた小さくて、キットカットくらいしかありません。
それが斜めについてます。
さらにその次の7番目の石は6番目の直上にありますが、そこからゴールまではかなり遠いのです。
＜石の配置図＞（ ○が5番目の石、「｀」「´」が6，7番目、Gがゴールの石）
Ｇ
｀
´
○
○ ＜ うーん・・・
ヽ｜ﾉ
人
結局7番目の石すら辿り着けないうちに、握力が限界になってしまいました。
最後は達成感を楽しみたいということで銀色に戻るも、クリアできずｗ
更に緑にグレードを落として課題クリアして終了です。
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緑コースに張り付く俺。
全身に素人感が漂うｗ |
時計を見ると6時過ぎ。
あっという間に2時間ほど経過していました。
たっぷり遊ばせてもらった後は夜の街で反省会。
疲れ切った腕にジョッキが重く、手を震わせながら酒を煽る男二人の夜は更けていくのでした。
Ｊ＆Ｓ 中野
東京都中野区新井１－３１－６
高山ビル１F
03-3387-3091
jands.nakano@gmail.com
＜アクセス＞
ＪＲ中野駅徒歩10分
＜料金＞
入会金 500円
施設利用料 1500円/日
レンタルシューズ 200円/回（初回無料）
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