息子はもうすぐ小学生。
遺伝的にも家計的にも小中での受験など考えておらず、元気で楽しく過ごしてくれるのが一番と考えております。
考えておりますが、やはり勉強はしておいた方がよいと考えております。知識と教養は視野と人脈を広げ、人生が豊かになるだろうから。
ということで壁に漢字や掛け算のポスターを貼ったり、寝る前に計算問題ごっこをしたり、ネットのプリント(ちびむすドリルとか)や幼児向けのテキスト(うんこドリルとか)もちょこちょことやらせてはいたのですが、いかんせん素人が適当にやっているだけなので一貫性はないし、重複していたりで効率がよいと思っていませんでした。
(それでも2桁の足し算、引き算、3年生までの漢字、掛け算くらいは大体できるようになってました。子供って凄い)
まぁ親子コミュニケーションの一部でもあったのでそれはそれで構わないのですが、そろそろ計画的に学習を始めたほうがよかろうということで通信教育を始めることにしました。
公文も考えたけど、息子の性格的に集中力が続かずすぐに机の前でボケーとしはじめるのは火を見るより明らかで、先生は声を掛けてくれるかもしれないがまたすぐにボケーとしてそのうち見放されるのオチと看過したため、もう少し集中力がつくまでは目の届くところで一緒に頑張るのがよいだろうと考えたためです。
そうと決まればということで、早速各社の体験版を申し込みました。
試してみたのは以下の4つ。
・Z会
・ポピー
・名探偵コナンゼミ
・こどもチャレンジ
各社1~3回ほど試した寸評は以下の通り。
まずZ会。
頭一つ抜けて難しかったです。
文章題が長いため「問題の意味が分からない」という状況になりがちで、息子の場合はやる気が削がれてしまったようです。
ただ設問はかなり良質で、親が見れば「この問題で何を学んで欲しいのか」という意図がしっかりと見えます。子供としても問題の意味さえ捉えられれば正解にたどり着くのは難しくなく、しっかりと考えさせようという姿勢は非常によいのではないかと思いました。
また、寂しすぎるくらいシンプルで絵柄も最小限、それもあまり可愛くもないクマさんだけとかなのでテキストに集中しやすく、気が散りがちな息子には向いていると思いました。
つづいてポピー。
一言でいってとても良質だなと感じました。
紙も上質だし印刷も綺麗。問題文や絵柄も適度にやさしく華やかで見やすく分かりやすく、過剰なオマケもつかないのでサッと始めてササッと終えられます。
学習のスタートとしては最適ではないでしょうか。
名探偵コナンゼミ。
これはうーん。中途半端感がありました。
基礎から発展問題まで網羅しているものの、問題文の質がイマイチで、一見して意味が捉えづらいものが複数ありました。Z会の問題文も難しめではありましたが、あちらは設定そのものが複雑であったり表現が参考書のそれであるためとっつきづらいといった理由によるもので大人が読めば良質だと感じるものでしたが、コナンゼミの方は問題文がやや不親切というか言葉足らずなため不必要に難しくなっていると感じるところがあり、これはおそらく自分とは肌が合わないというか方針が好みにマッチしていないのだなと感じました。
そして、こどもチャレンジ。
ゲーム、ゲーム、オマケ!です(笑)
七色ペンや花まる用赤ペン、計算問題はレース形式で正解の道を選んだり、敵を倒していったり、国語の穴埋め問題では該当する文字が足りない場合はボタンを押すと上から降ってくるなど余計な仕掛けがあったりと、とにかく全力で子供を引き込もうという熱意をありありと感じます。
楽しんでやってくれるのはいいんだけど…集中力が果たしてどこまで勉強に振り分けられているのか疑念もあります(笑)
ということで2~3月に及ぶ検証の結果、親が選んだのは「Z会」、子供が選んだのは「ポピーかこどもチャレンジ(Z会でもいい)」でした。
こうなれば権力のよってZ会に決定…といういきたいとことですがひとつ問題がありました。
「我が家のタブレットでは上手く動作しない」という大問題です。
Z会には紙コースとタブレットコースがあるのですがタブレットコースの方が安いです。
特段タブレット反対派でもない私としてはそりゃタブレットコースでしょと思っていたのですが、我が家のオンボロイドタブレット(ファーウェイの4,5年前のやつ)だと体験版の一部コンテンツが表示されなかったのです。この気に買い替えてもいいのですが我が家の危機構成上iPadは買う気がせず、アンドロイドのタブレットの本命であるPixelもまだ発売されていないし、そもそもアンドロイドタブレットでは正常に動作するかは保証がない…。
さてどうするか悩みましたが、結局子供の希望を優先してポピーとこどもチャレンジを同時に始めてみることにしました。
とりあえず4月号だけ両方やってみて、良さそうな方だけ継続する予定です。
さてどうなるか。