2013年5月19日(日)、第一回南熱海アクアスロンに参戦してきました~。
第一回 南熱海アクアスロン
会場:静岡県熱海市長浜海浜公園
日時:2013年5月19日(日)
ショートの部;Swim 750m + Run 5km
ロングの部:Swim 1500m + Run 10km
他にスイムだけ、ランだけの部もあり。
今回エントリーしたのはロングの部。
アクアスロンをやってみたいという友人の希望により、日曜に近場で開催される大会を探して本大会にエントリーさせてもらいました。
第一回大会に出るのは、台湾国際マラソン、神津島アクアスロンに続いてこれで3回目。理由はなくとも、やはり初物はいいものです。
しかし今回探してみて改めて思ったけど、関東のアクアスロンの大会って少ないね~。
プールを使ったちびっ子アクアスロンみたいのは結構あるんだけど、海で行われるそこそこの距離の大人向けアクアスロンは数えるほどしかない。5月に熱海や千葉であるだけかな。
数も少ないけど、時期も良くない。
来月参戦予定の神津島アクアスロンも去年の9/1から6/29に変更になったけど、何も梅雨時に移さんでもいいのに・・・(´・ω・`)
ハイシーズンは黙ってても海水浴客が来るからそんな無理して集客する必要ないってことなんだろうけど、靴と水着があれば誰でもできる気軽な競技だけに人々がビーチに集まる季節にこそ開催して認知度を高めて欲しいもんです。
スポーツの持つクリーンなイメージはきっと地元のイメージ向上に繋がるはず!
なんていう提言はとりあえず置いておいて南熱海大会のレポに戻ります。
別にアクアスロン協会の関係者でもないしねw
さて、今大会は近郊のメリットを活かし初の日帰り参戦。
当日の想定スケジュールは下記の通りでした。
6:30 起床
7:00 自宅出発
8:34 品川から新幹線乗車
9:34 伊豆多賀駅到着、徒歩にて会場に移動
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10:00 受付終了ウォームアップ
10:20 オーシャンクリーン活動
10:30 開会式
11:40 ロングの部(Swim:1.5km + Run:10km)
12:00 ロングの部スタート
13:30 全レース終了
14:00 表彰式
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15:00 風呂に入ってから、鈍行でビールを飲みながらゆっくり帰京。
完璧なプランでしたが、品川駅到着時点で緊急事態発生!
ハ、ハラが痛い・・・・!
こ、これは・・・・このままでは・・・漏れる!(゜∀。)アヒャ
時計を見れば8:27
新幹線の発車時刻は8:34。残り7分。
トイレに駆け込む時間はあるか?
いや厳しい。
ここで乗り遅れたら受付に間に合わないし、頑張ってかつ踏ん張りすぎずに新幹線に乗ってからトイレに行くべきだろうと判断し、切符売り場へ急ぐ。
お腹を押さえながら自動販売機に並び、順番が来たのでPASMOを入れると、ここまでの経路などを訊かれた。山手線反時計回りで来たよ、とタッチパネルを押すと、続いて便名の選択となり、席種を選択し、乗換えを選び、行き先を指定し、決済のためにクレカかを・・・ってんもう限界じゃーい!ヽ(`Д´)ノ
何で新幹線はパスモでタッチ&ゴー出来ないんだと涙目になりながら通路を駆け戻りトイレに駆け込む。
一つだけ空いていた個室を蹴り開け、鍵を掛ける間もなく座り込む。
・・・⊂( ^ω^)⊃ セーフ!!!
しかし落ち着いている余裕は無い。
5秒でコトを終え、水を流しつつズボンを引き上げ、人混みを突き破りながら乗換口に舞い戻る。(*注:ちゃんと拭いてます
前のめりになりながら新幹線乗換口の自動改札にチケットを突っ込む。
印字は8:33
名古屋方面の階段を駆け下りるとホームはもぬけの殻。
(^ω^)⊃ アウト!!!
(⊃ )
/ ヽ
間に合わんかった・・・・_| ̄|○
結局現地の観光案内所経由で主催者に繋いでもらい、事情を話して〆切り後の受付を承諾して頂いた。感謝!
現地に到着したのは予定より一時間遅れ、ちょうどコース説明をしているところだったのでそのまま聞くことにする。
当日の気温は27度。晴天。
水温は19度。やや低い。
スイムは砂浜からスタートし、湾内のブイを2周するコースとなっており、ランは海水浴場に併設された芝生広場などをぐるぐると4周するコースで、非常にコンパクトな会場になっている。
スイムの計測チップはゴーグルのゴムに付けてもらい、ランの計測チップは予めゼッケンに付いているとのことで、いずれも返却不要。
別々のチップを使うのって初めてだな。
周囲を見渡すと大半の選手はウエットスーツを着ていた。(たぶん)トライスーツと思われる人も多かったので、殆どがトライアスロンの選手なのだろう。レベルは高そうだ。
自分はウェットスーツもトライウェアも持っていないので、ラッシュガードを羽織る。
胸に大きくスノーケルブランド「AQA」の文字が光る。
ちょっと恥ずかしいがもう遅いw
スタート前に練習の機会が2度与えられ、殆どの選手は海に飛び込んで身体を慣らしていたが、ラッシュガードの俺達は下手に濡れたら逆に風邪を引いてしまいそうなので、直前まで水に入らずアップ無しで挑むことにする。
やがて全ての選手が波打ち際に集められた。総勢50人くらいか?正確な人数をアナウンスしていたような気がするが忘れた。
カウントダウンが始まる。
...5
...4
...3
...2
...1
...スタート!
号砲と共にアスリート達は猛然とダッシュして頭から海に飛び込んでいく!
俺達はそれを眺めながら両手で少しづつ海水をかけながら入水する!だって冷たいんだもんw
海水は本当に結構冷たく、やがて手足の感覚が無くなってきた。血行悪いのかな?なんてことを考えながら、集団から距離を置いて泳ぐようにする。蹴られたりするの面倒なんだよね。大半が単独泳となったため、多少大回りはしたかもしれないが泳ぎやすかった。俺はスイミーにはなれない性格なんだと思う。
スイマーを守るライフセイバーの方々はサーフボードではなく、ジェットスキーに乗って監視してくれていた。
コースを大きく逸れると前方に回りこんできて教えてくるのは実用上はとても有難いのだけれど、泳いでいるコースをジェットスキーで横切るのはどうなのかなぁと思ったのもまた事実。
なんか間違いがあったら轢かれそうでおっかないし、前を横切った直後に泳いだら海がオイル臭いときもあった。
臭いとの因果関係は無いのかもしれないけど、正直あまり気分の良いものではなかった。
そんなこんなで2周目、最後のブイを回る。もう完泳は間違いないと安心してペースを上げた。
そこで何人か抜きさ・・・るかと思ったら考えることは皆同じらしく、ペースを上げたに関わらず集団はほぼ併走していた。
お互いに「こんな筈じゃ!」と思ったことだろうw
足を着くところまで辿りつくとやはり安心する。人間は陸の生き物なんだと実感する。
これからが本領発揮だと、颯爽と砂浜をスローに駆け上がり(早く走れないw)、トランジット(着替え)エリアへ向かう。
ここで全身の水気を切り、Tシャツを着てゼッケンを付けて、履物を履くのは前回と一緒だけど、今回は少し違う。
何が違うかというと履物が違う。
そう、今回の履物は靴ではなく、走るサンダル「ワラーチ」なのだ。
ワラーチについての細かい説明は端折るが、要はビーチサンダルに踵ストラップが付いたような形状のサンダルで、元々はメキシコのタラウマラ族の伝統衣装だ。
山岳地帯に住む彼らが「ワラーチ」で誰よりも速く走る、という事実が「Born To Run」という本によってアメリカで発表されると、その影響は瞬く間に海を越え日本に伝わり、今こうして熱海にも伝わることになったというわけだ。
実は今回のアクアスロンの最大の目的はこのワラーチのテストだったりする。
ワラーチはサンダルなので、当然裸足で履く。
泳いで走るアクアスロンに最適なのではないかと、初めてワラーチの存在を知ったときから思っていたのだ。
さて、初テスト。
まずはトランジット。
軽く足を拭いてサンダルを引っ掛けるだけなので、当然早い。
先にいたランナーとの差は(たぶん)縮まったのではないだろうか。
走り出しても何ら問題はない。
ちょっと寒さで感覚が鈍ってはいるが、痛むことも滑ることもない。
軽くシャワーを浴びてから走ったことはあるが、長時間泳いでから走るのは初めてだったので、もしかしたらふやけた指が切れたり、足裏が滑ったりすんじゃないかと心配していたのだが、そんなことは皆無だった。
ミッションコンプリート!実験は成功した。
でもワラーチは良かったんだけど、なんかイマイチ調子が悪くあんまり快走はできなかったんだけどね。
初アクアスロンbyワラーチで爆走したかったんだが・・・。
ゴール時のアナウンスで「も、もしかしてビーサンですか~?凄いっすね!」と言われ、本来なら盛り上げたいところだが、何かイマイチな走りだったしテンションは上がらず淡々と水を飲みに行ってしまった。
自分の実力もワラーチの認知度もまだまだだな。
まぁ大満足とは行かないまでも、無事完走!
しかもスイムは初の29分台で自己ベスト!(∩´∀`)∩ワーイ
ランは49分台で凡庸だったけど、まぁ初ワラーチ成功ってことで、これもまた(∩´∀`)∩ワーイ
総合順位とかは発表がないので分からんけど、まぁ真ん中よりは下じゃないかな。
楽しい週末でした^へ^
P.S.5/21付 伊豆新聞にこんな記事が載っていました。
長浜海岸でごみ拾い、大会開催に感謝 アクアスロン選手130人
- 熱海市の長浜海岸で19日、「南熱海アクアスロン大会」(一般社団法人日本国際オープンウオータースイミング協会主催)に出場する選手約130人が、ごみ拾いに汗を流した。
アクアスロンやオープンウオーター・スイムレースなどの大会前、開催地に感謝し行われる恒例のビーチクリーン活動という。
晴天の下、全選手が取り組んだ結果、流木、海藻といったごみが大量に集められた。-
http://izu-np.co.jp/atami/news/20130521iz2000000106000c.html
>晴天の下、全選手が取り組んだ結果、流木、海藻といったごみが大量に集められた。
>全選手が取り組んだ結果
・・・ごめんなさいっ!(*ノノ)キャー
2013/06/04
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