2019/03/18

中華製 充電式LEDランタンを買ってみたよ


「自然はいいぞ自然は!」
          
北海道出身の父は事あるごとに自然であることの素晴らしさを口にしていた。
特に意識はしていないと思っていたが、胸中に影響を受けていたのだろう、キャンプを始めたときは自然と極力道具を持たないミニマル志向になっていった。

テーブルなんてそこらに転がっている石でいいし、椅子だって丸太でいい。
暗かったら火を起こせばいいだろうとランタンもヘッドライトも買わず、焚き火と松明で過ごした。

そんな青年もおっさんになった。
20年の月日で松明はヘッドライトになり、焚き火はガスランタンに置き換わり、やがて小型で明るいLEDランタンに集約されていった。


その進化にいちいち感動していたんだけど、最近はもっと便利なモバイルバッテリーとしても使えるランタンがあるらしい。
「近くのスーパーは?」「ホームセンターは?」「お風呂は?」以前は道行く人を捕まえて尋ねていたが、最近は全てグーグル先生だ。
たまには人との交流を、と思いあえて尋ねてみると相手がスマホで検索してくれたりする。誰も時代には抗えない。
スマホには欠かせないモバイルバッテリー機能は魅力なので早速買ってみることにした。


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この手のガジェットは大体中華製みたいなのでamazonやaliexpressなど調べてみたところ、同じものが大量に売っている…と思ったら同じのなのはガワだけで、内部はバッテリ容量や発色など各社で色々異なっていた。
本当は同じものを2つ買おうと思っていたけれど、当たり外れありそうなのであえて違うもの2つ買ってみました。
条件は「暖色、5000mAh以上」の2つ。


1. XFCity  3色切り替え 無段階調光 5200mAh
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07G6YB3HV/




2. Hallomall 電球色 5200mAh
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07KWRVQNL/



下のタイプの方がより多く類似品がある。


商品比較画像は下記の通り。


XFCityの方が大きい。
それぞれデザインのテイストが異なる。
だけどどちらそれぞれいい感じだよ。



XFcity 電球色


Hallomall 電球色




電球色比較。
写真では分かりづらいけど、XFCityの方が色温度が高い。
というかHallomallは電球色とは言えないレベルで白い。






<サイズ感>

XFCityの方が大きいが、どちらも手のひらサイズなので気になるほどの差ではない。



<色温度>

昼白色は両方共まぁ普通です。
電球色については、Hallomallの「電球色」表示は正直問題があると思う。
これは「昼白色」とするべきだろう。暖色好きとしてはガッカリするレベル。
XFCityの方は若干淡い感じもするけど、合格レベルです。



<操作性>

XFcityはボタンが3つあり、電源ボタンで色を切り替えて、光量設定は+-ボタンで行う。
Hallomallは1つボタンでダブルクリックや長押しで機能を使い分ける。
まぁ慣れればどっちでも同じように使えると思います。

ただし同時に使うと混乱します。
このレビュー見て両方買う人はないと思うけどどっちかに絞った方がいいですよw



<光量>

これはどちらも「だいぶ暗い」ですね。
ルーメンは分かりませんが、たねほうずきよりは若干明るい程度で、ジェントスのエクスプローラーとかとは比べ物になりません。



<総括>

メインランタンとして使うには力不足かな~
大人がしっぽり酒を飲むには充分だけど、注意力散漫な子供を抱え何かと忙しいファミリーキャンプならもっと明るいランタンを買うべきと思います。
緊急時充電できるしテント内とかサブ向きかな。
モバイルバッテリー機能は防災用としては非常に有用と思いますので、家庭内に他に電源をお持ちでないかたは備えとして買っておくのもアリかと思います。







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