2021/11/18

乾太くんの選び方。5kgデラックス? 8kg? 迷ったらオススメは8kg! その理由とは。

乾太くんのサイズ選び、迷いますよね。

特に5kgデラックス(以下5kgDXと表記します)か8kgで迷う方が多いのではないかと思います。当方の厳密な感覚に基づく調査では実に97%の方が購入前にこの両者を比較しているようです。


忙しい方のために結論を先に書かせていただくと、オススメは8kgです。


以下、その理由と例外となる場合を書いていきます。

まず両者の機能的な優位点を比較してみましょう。


乾太くん 8kg と 5kgDX 機能的優位点比較


8kgの主な優位点

・一度にたくさん入る

・皺になりにくい


5kgデラックスの主な優位点

・フィルター掃除が楽

・投入口が広い

・乾燥時間が短い

・ベルトレス

・多機能



8kgの方はシンプルですね。

大きい分たくさん入る。詰め込まないで済むのでシワになりづらい。

つまりドラムを大きくすることにより、乾燥機としての処理能力、基本性能が上がっているのです。

もし入り切らなかったら2回に分けなくてはならないし、シワが多かったらアイロンを掛けなくてはならない。これは余計な手間ですよね。

あなたが乾太くんの購入を検討しているのはつまるところ手間を省きたいからだと思います。

8kgの大きなドラムはあなたを余計な手間から解放してくれます。



対して5kgデラックスはスタンダードに様々な機能を付加したモデルです。

比較の際に念頭においておいて欲しいのは、デラックス特有の機能はあくまでも付加機能だという点です。

例えばフィルター。

デラックスタイプはフィルターを前面に移動させることによりメンテナンス性を向上させていますが、実はそもそもスタンダードタイプでもフィルター掃除はとても簡単なのです。

フィルターを取り出してティッシュで拭ってポイ。10秒で終わります。
(参考動画。この方は素手で取っていますが、ティッシュのほうが簡単だと思います)

https://www.youtube.com/watch?v=rOqiEYHXd1I

デラックスタイプは奥からフィルターを取る数秒を節約できますし、腕を伸ばさなくていい済む分だけ楽です。ですがそれだけです。

あくまでも付加機能であるということがお分かりいただけたのではないでしょうか?


他のポイントも同様で、例えば乾燥時間の違いはファミリーガスさんのサイトの数字を参考にすると、洗濯物が同じ5kgの場合は、8kgタイプでは53分、5kgDXは52分となります。
DXが1分早いですが、まぁ付加機能というか誤差の範囲と言っていいと思います。

ちなみに洗濯物が8kgの場合は8kgタイプは81分、5kgDXは分割となるので94分(=53+42、入替時間除く)と逆転します。
デラックスタイプの付加機能は同じ基本性能(容量)であってこそだという良い例かと思います。
ファミリーガスさんのサイト(https://family-gas.co.jp/laundry_select/)より引用







その他の点、ベルトレスについても、交換が必要になるのは15~20年ほどという乾太くんの長い寿命の中で1回あるかないかの話ですし、業者に頼んでも1万円程度、自分でやれば1000円くらいの話なのでこれもオマケの付加機能の域を出ない話でしょう。

あとは投入口が少し広いとか、静電気除去、消臭機能、デリケート運転…。

基本性能を犠牲にしてまで欲しい機能ではないのではないでしょうか。



続いて機能面以外も比較してみます。


乾太くん 8kg と 5kgDX 機能面以外での比較


コスト

コストは大事ですね。結局のところモノ選びとはコストと機能のバランスを見極める作業と言えるでしょう。

そしてそのコストですが、8kgと5kgDXのコストは実は同じです。

本体価格は130,350円と全く同じ、同じ量の洗濯物を乾かした場合のランニングコストもほぼ同じです。

ランニングコストがほぼ同じということは自分自身でもリンナイに確認しましたが、上述のファミリーガスさんのサイトの表を見ても確認できます。
あの表は大変見やすく助かりますね。さすがプロです。


サイズ

8kgの方が幅が4mm小さくて、奥行きが9.6cm大きいです。

幅はほぼ同じなので無視するとして、奥行きは8kgの方があるので間取り的にこの9.6cmがどうしても許容できないという場合は5kgDXの方が良いでしょう。

ただサイズで迷われている方の多くは本体の大きさというよりは、奥にあるフィルターまでの距離を懸念されていると思います。

実際に測ってみましたが、8kgタイプの投入口からフィルターまでの距離は実測51cmでした。

何らかの事情で51cm奥のフィルターを取るのが非常に大変なかたはDXを選ぶべきでしょう。その方にとってはフィルターが前面にあるのは重要な機能ですからね。

なお身長150cmの妻に聞いてみたら「別に問題ないよ」とのことですのでした(踏み台は使ってます)
ご参考まで。


まとめ

まとめると、コストが同じなら基本性能に勝る8kgを買っておいたほうが間違いないということです。

事実、私が調べた限りでは現在5kgDXを使っているけど買い換えるときは8kgにしたい!という意見はちらほら見かけましたが、逆に8kgを使っているけど次回は5kgDXにしたい!という意見は皆無でした。
DXの機能はあくまで付加価値なので、なければないで気にならないんですよね。

ただし例外が2つあります

ひとつは、そもそも5kg以下の洗濯物しか出ないという方です。

絶対に8kgも使わないなら無駄な容量を買うことはありません。ジャストサイズを選びましょう。

ただし毎回5kgくらいの洗濯物になるなら、やはり8kgタイプの方がオススメです。容量いっぱいは本当にシワシワになるので…
また、容量を検討するときには乾太くんの寿命を考慮に入れることを忘れないでください。

乾太くん寿命が長く、15~20年くらい使えるようです。人間にとって20年は非常に長く、赤ちゃんは成人しますし、高校生はおじさんになります。

大きすぎてもランニングコストが無駄にかかることはないですが、小さすぎると手間が発生してしまいます。

今後20年の家族構成やライフステージの変化を想定して、その中で最大必要とするだろう容量に合わせておくほうが無難だと思います。


もうひとつはどうしてもDXの付加機能が欲しい方です。

先述の通りデラックスの機能は付加的なものなので同じコストなら基本性能に勝る8kがオススメですが、何らかの事情で手を持ち上げるのがきつい方はDXの前面フィルターは重宝するでしょう。

それと家電に家事の補助以上にワクワク感などを求める方は付加機能の楽しみが勝るかもしれません。


以上、2機種の比較を書いてきましたが、そもそも両機種の違いなど乾燥機の有無に比べてたら微々たる問題です。

初めての乾燥機であればどちらを選んでも満足することは間違いないので、楽しんで迷ってください。


それでは皆様、楽しい乾太くんライフを!




オマケ:それでも迷ったときの乾太くんフローチャート




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