2013/07/25

イワタニプリムス エクスプレススパイダーストーブ P-133S



暖かいご飯は美味しい。

湯気を上げる白米を見つめているとそれだけで幸せを感じる。


だけどシングルストーブひとつしか持ってない俺はいつも冷や飯。


ストーブひとつだと、温められるものひとつ。

日本人の食事の基本は一汁三菜。

キャンプでは一菜か二菜だけど、ご飯・おかず・汁物の基本構成は変わらない。

汁物は温かくあって欲しいので最後に作る。
炊飯は最後に蒸らしが入るので、最初に炊飯 → 蒸らし中におかず → 最後に汁物で温かい食事が食べられるかと思いきや、そう簡単にはいかない。

ご飯を炊いて、おかずを作って、味噌汁が飲みごろになる頃にはご飯の湯気はすっかり失われている。

手早くおかずを作るべく下ごしらえをしてから炊飯したり、味噌汁用のお湯は先に一度沸かしておくなのどの些細な工夫も無駄だった。
ご飯はいつも冷たい。


暖かいご飯が食べたい。


これはもう、ストーブを買い足すしかないだろうと、1万円札を握りしめてアウトドアショップへ向かった。


じっくり吟味して決めようと思っていたけれど、出会いはいつも唐突なもの。
それは一瞬で僕の心を捉えた。

カッコ良すぎる・・・。


イワタニプリムス エクスプレススパイダーストーブ P-133S






なんだこの完璧なシェイプ、そして色合い。
シンプルにして色気がある。大量生産の工業製品とは思えない気品がある。

P-154S ウルトラ・スパイダーの方が新作らしいけど、カッコよさは比較にならない。

スノピ「地」を買った時も一目ぼれだったけど、衝撃度はそれ以上。


実は2ストーブ体制になるのを機にCB缶導入を考えていて、ネットで調べた結果ユニフレームのUS-TRAILを第一候補に据えていたんだけど、一度P-133Sを見てしまうと、US-TRAILなんて針金を適当に曲げただけにしか見えない。


スノピの2WAYトーチ付属のアダプタを流用すればCB缶に対応も問題ないだろう。
(メーカー非推奨。自己責任)

ということで逸る心を抑えながらレジに並び、家に帰って早速テスト。


箱も質感があってカッコいい(;´Д`)ハァハァ



付属の袋まで重厚でカッコいい(;゚∀゚)=3ハァハァ



あは~ん、炎までカッコよすぎる。
惚れる(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ




週末には早速キャンプにも連れて行ったけど、いいねー!実にいいね!


すり鉢状のヘッドから立ち上る炎は超強力。

雨にもマケズ風にもマケズ、お湯を沸かし肉を焦がす(←焼きすぎた)
*雨には負けました。当然だけどびっしょり濡れた状態では燃焼しません。


これだけ火力あると炊飯より炒飯でもしたいくらいだな。

炎がスポットだから焦げやすいみたいなレビューも散見されるけど、焦げやすいものは時々フライパンを揺するくらいしとけば、そんなに気を使う必要はない。
むしろあまりのカッコよさに心を焦がしてしまうことを心配した方がよい。


プレヒートパイプがあるから生ガスが流入する心配も(たぶん)ない。
試しに缶をひっくり返してみたけど大丈夫でした。(マネしないでください)
これは転がりやすいCB缶で使う上では結構大きなメリットだね。


分離式そのものが初めてだったんだけど、やっぱり低いと安心感があるし、炎から離れたところで火力調整できるのもいいね!

収納もコンパクトだし、軽いし、何度もいうけどカッコイイし、ホントにいいわー。


マイナス点は、ちょっとホースが硬すぎてモノを乗せないと本体がコケやすいことくらいかな。空焚きする必要はないから実用上の問題はないけど。
あ、あと五徳の真ん中が結構空いているのでカップで直接加熱したい場合などは不安定になると思われます。その場合は網とか使うようだね。


一目惚れだったけど性能も満足、末永く付き合えるアイテムになりそうです。
とても満足行く買い物でした(^^)


---2014/08/29 追記---

今シーズンも大活躍!
ちょっとやそっとの風など無視してお湯を沸かせるパワフルさはウインドスクリーン要らず!
いまもって惚れ惚れするシェイプと相まって、ますます大好きな道具になっています。
長く大事に使いたいと思います。






今回買った他のアウトドアグッズはこちら






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