2012/06/01

再検査結果

健康診断で要精密検査となったので、近所の病院に行って採血検査をしてきた

結果を聞きに行って来ました。

待合室の本棚から「肝炎」を手に取り、前回の続きから読んでいるとやがて順番がきた。

「keigochasanさ~ん。診察室へどうぞ」
コンコン
「失礼します」
ガチャ
ドアを開けると右手奥にPCモニタを覗き込む白衣のお医者さんがひとり腰かけている。
目の前には診察室によくあるタイプの丸い一本足の椅子がある。
色もよくある赤だか茶色だかはっきりしないやつだ。
どうして病院の椅子はこんなに貧相なんだろう。
普通お客様を座らせる椅子なんだから、ソファとは言わずももうちょっと立派なのにすればいいのに。
ちゃんとした椅子だと邪魔なのか、それとも医者のプライドか。
ああいう丸い椅子に座るとくるくる回りたくなる衝動がくるから止めて欲しいものだ。


「はい、こんばんは~。どうぞ掛けてください」
貧相な椅子に腰かけながら机の上の結果用紙らしいものに目を走らせる。
なにか*(アスタリスク)の付いた数字が見える。




「123」
予習によると、ASTが100以上だとウイルス性肝炎などが疑われると何か書いてあった。
・・・やはりその辺か・・・


「う~ん。肝機能の数値は下がってますね」
結果を見ながら医者が言う。

次の言葉は病名か、次の検査名か。あるいは余命か。
気合を入れて耳を傾けていたが、次の言葉は想定外のものだった。

「まあ原因は分かりませんが大丈夫でしょう」

・・・なんだと?
なんで大丈夫なんだ?
数値は変わってないし、「*」付いているし、さっき自分で数値が下がってるっていったやんけ。
なにが大丈夫なんだ?
不信を抑えながら改めて検査表を見ると、「*」付きはASTじゃなかった。



おおう。
んじゃASTは・・・?
項目も少ない検査のこと、視線を滑らせるとすぐに見つかった。




AST 33
ASL 21


おおう!
128から大幅ダウン!特に生活も変えてないのにこんなに上下するもんなのか~。
あ、さっき言ってた「数値が下がってる」って検査の値の話なのか。
「値」が下がったわけで、「肝機能が」下がってるわけじゃないのね。紛らわしいw


・・・ん?

そうなるとさっきの「*」付きはなんだ・・・?

改めてみると血糖(BS)って書いてある。
すいません、これなんですか?

「そう、肝機能よりもこっちの方が気になります」

これは血糖値のことで、これが安定的に110を超えると糖尿病が疑われ、
一度でも128を超えると精密検査が必要になるとのこと。
123ってギリギリやんw

その後の説明と指導を要約すると、
原因はずばり酒。
酒量を減らして週に二日は休肝日をとること。
(カルテにもそのまま書かれてしまった。休肝日とかカルテに書く言葉なんだなw)
3ヵ月後にくらいに再検査に来くること。
その時はできればメシ食って2時間後くらいに来ること。
(その頃の血糖値が大事らしい)

とのことだった。


帰りの待合室。
「肝炎」を棚に戻し「糖尿病」の本を手に取る俺がいたのであった。



<肝>





健康診断、再検査へ

健康診断で要精密検査となったので近所の病院に行ってきた。

肝臓ということで消化器科へ。
受付で診断結果を渡して検査したい旨を告げる。
待合所に「肝炎」という本があったのでパラパラとめくり心の準備を整える。

やがて名前を呼ばれ診察室へ。

「はい、どうも~。そこに座ってね~」
「ほいー。よろしくお願いします」
「どれどれ・・(診断結果を見る)。ほ~随分肝機能(の数値)が上がってるね~」
「そーなんですよー」
(医者、俺の顔を一瞥)
「ま、大丈夫だと思うけど一応血液検査をしましょう。んでやっぱり数値が悪かったらエコー検査しましょう」
「了解です。で、原因は当たりが付かないんですかね?」
「んー。まぁ検査してみてからだけど・・・・(またちらりと顔を見る)大丈夫だと思うよ」

ということで採血だけして終わった。結果は翌日とのこと。


しかしなんだ。
顔見ただけで大丈夫だと思うよ、ってそんなのでいいのか?w


と思ったけど後で調べてみたら肝炎とかだと黄疸が出たりもするから、そういう徴候を視診してたんだろうな。


ちなみに診察料は2000円くらいでした。
まぁ占いよりは信憑性がありだしいいかなw