2012/07/04

サロマ湖100kmウルトラマラソン 旅編

やっと疲れも抜けてきたのでブログやり直しw

今回の目的はもちろんウルトラマラソンだったけれども、久々の北海道、しかも道東旅行というのもひとつの大きな楽しみでした。
ということで、ブログもそれぞれにフォーカスした旅編とレース編に分けて記録しておくことにしました。

ということで、まずは旅編。


【初日】6/22(金)


フライト時間の関係で午前中で早退。
仕事残してきたのに、頑張って来い!の声に送り出されます。ええ会社や・・・(つω;`)
忘れなければお土産買ってくるからね!

いそいそ帰宅し、着替えて羽田へ。
今回一緒に出場する先輩タザキさんと合流し、搭乗手続きを済ます。
時間もあるので景気づけのビールでも飲みたいところだけど、現地に着いたら運転しなくてはいけないのでコーヒーで乾杯。つまらんw
17:55発JAL1191便、定刻通りに女満別へ到着~。
機内は満席でした。ま、なかなかチケットも取れなかったんだし当然か。

女満別の気温は11度。長袖シャツ一枚では肌寒いけど、走るにはこのくらいのほうが良さそう。
天気予報によれば当日も似たような気候らしいし、追い風が吹いている、かな?

空港前のマツダレンタカーで漆黒のデミオを借りて、いざ出発。
街灯の少ない闇夜を、走る。

タザキさんは台湾マラソンも一緒に行ったフットサルの先輩で、今回は2回目のマラソン旅行となります。
タザキさん自身ホノルルマラソンに出走しているので3回目かな?
東京マラソンも出場していたので、出場レースは台湾、東京、ホノルル、そして北海道か。
世界を転戦するランナーみたいでカッコイイぞw


そんな先輩の経験談を聞きながら走ること小一時間、今回の宿泊場所である網走セントラルホテルに到着~。
網走駅前には東横INやルートインなどの有名ホテルチェーンが立ち並んでいたが、このホテルはは駅からは少し離れたところにある。
離れているのにセントラルホテル?と思ったら昔は駅前だったが、駅の方が移動したらしい。
しかしホテル周辺には、飲み屋やスナック、商店街などが今も残っており、現在でも網走最大の繁華街になっているらしい。
調べてみると駅の移転は1932年。
駅が去っても80年も主要繁華街の地位を保つとはすごいね。車社会の北海道ならでは、かもしれません。


さて、そんなセントラルホテルにチェックイン後、フロントで聞いたオススメの店「喜八」にて夕食を取ることに。
「喜八」はホテルのすぐ裏徒歩2分の距離で、小奇麗な居酒屋といった雰囲気。
木材を多めに使った店内は暖かい間接照明で照らされ、コの字形の大き目のカウンターの中心に炭火の焼き場がある。カウンターには見るからに新鮮な魚貝が並んだガラスケースがあり、その脇に本日のオススメが墨書してある。

本日のオススメは「縞ぞい」と「大平(おひょう)」。
どちらも聞きなれない魚だったが、とりあえず注文してみる。タザキさんは白身の大平がお気に入りのようだった。
後ほど調べると、大平は正しくは「大 鮃」と表記し、これだと大きなヒラメみたいだが、実際はおおきなカレイらしい。
大きいものでは3m200kgにもなるというので大きいというか巨大だ。
巨大な分エンガワも多く取れるので、回転寿司のエンガワは大抵この魚のものらしい。知らずに食べたこともあるかもしれない。
考えてみれば自分が何を食べているのか分からないというのも不思議な話だ。


刺身や焼き魚をつまみながらビール3杯に焼酎3杯、〆にお茶漬けでカーボローディングも済ませて1人5千円ほど。
予想よりずっと安い。店員さんも可愛かったし、いい店だ。


気分良くホテルに帰って就寝。




【2日目】6/23(土)


8時にロビーに集合。スタート地点の湧別総合体育館へと向かう。
サロマ湖マラソンは当日受付がないため、前日17:00までにここで受付しなくてはならないのだ。
しかし網走宿泊の我々にはちと遠い・・・
時間ももったいないし、ゼッケンとチップだけ先に送付して受付省略にはできないのかな。
まぁ記念品やらもあるし前夜祭もあるし難しいのは分かるけど・・。

とりあえず無事に受付完了。
55km地点行きの荷物を入れる赤い袋と、ゴール地点行きの青い袋をもらう。
下の画像で持ってるのが55km地点行きの赤袋だね。

ぬかるみの中にスタートゲートを発見。
時計を見ると10時。
18時間後にはこのゲートをくぐって出発するのだ。
テンション上がってきた~!
やったるで~!





といっても今更やれることもないので観光に行くことにした。
個人的に雨のオンネトーが好きなので、小雨降るこの日は迷わずオンネトーをチョイスしました。

オンネトーはアイヌ語で「老いた沼」を意味する湖で、青や緑の湖面がとても神秘的。
国立公園内であることもあり、辺りもとても静かで凄く雰囲気がいいです


静かな雨のオンネトー
まるで声を吸い込むようです





動画の方が雰囲気は伝わる・・・と思う。

その後湯の滝を見ようと思ったら、閉鎖していて近寄ることも出来なかった。
なんでもマンガン保護のためとか。
調べてみると、通常深海などでしか生成されないマンガンがオンネトーでは希少な微生物の働きにより地上で生成され、これは世界的にも非常に珍しいことなんだとか。
前に行ったときはそんな発見もされていなかったので靴下を脱いでじゃぶじゃぶ入っていってしまっっていた。大事な微生物が死滅しなくて本当に良かったw

しかたないので阿寒湖に移動。
湖畔のアイヌコタンを見たり、まりもっこりと記念撮影をして気力充実!
じゃがポックルを発見したついでにお土産も購入。じゃがポックルは帰りの空港では売り切れだっただけにいい判断だった。
やはり本場モノはもっこり具合が違う
違うテンションも上がってきた~




7時頃に網走に戻り、回転寿司で最後の晩餐&カーボローディング。
2人で30皿ほど食べて満腹になり、20時半頃ベッドに入るも寝れない・・・・。
結局12時頃まで寝られず、起床は1:15.
睡眠時間一時間ほどしか確保できませんでした。
そりゃー普段深夜まで起きてるのに急に20時に寝ようとしても寝られないよなぁ。1時って言ったらまだ起きてることもある時間だし。
そういうリズム作りも含めてウルトラマラソンの準備なんだな、と改めて実感した次第です。もう遅いけど。


【3日目】 6/24(日

本番。
1:15分のアラームで短い眠りから目覚めると・・・レース編へ続く

・・・レースが終わり、ホテルに戻って夕食へ。
北海道に来てから寿司や刺身やいくら丼などしか食べていなかったので焼肉をチョイス。
体もガタガタだから肉食って一気にふっかーつ!と思ったけど・・・、箸が進まない。
油が重い。
サラダしか食いたくない。
どうやら内臓もダメージを受けているらしい。
飲み物は入るのでスナックに移動して1時間だけお疲れ会。
地元の子に土地のことを聞く。地方の店だとこういうのが面白いんだよねー。
網走と言えば・・・と聞いてみたら、やっぱり出所後に来る人もいるみたいよw
女の子が言うのは「雰囲気で分かる」
・・・どんな雰囲気なんだか見てみたいw

予定通り一時間だけで終了。
帰りにコンビニでビールを買って帰るも飲まずに寝てしまった。



【最終日】 6/25(月)


9時にロビー集合。
おみやげを買って空港に向かうだけの予定だったが、昨夜のスナックで「ウトロに行く人が多い」と聞いたのを思い出し、距離を調べてみると55kmほど。こんなに近いなら行けそうだと、急遽知床観光に切り替えるも、カムイワッカ湯の滝に向かう途中でタイムアップ!
やっぱり知床見るなら一日用意しないと無理みたい・・・。
まぁでもオシンコシンの滝は見れたし、小清水原生花園も綺麗だった。
最終日がやや半端になってしまったこてゃ否めないけど、思った以上に観光もできた充実した旅になりました。

しかし改めて、道東の道は最高だなー。
地平線に伸びる直線道路。遮るもののない視界いっぱいの緑のコントラスト。
本当に気持ちがいいです。

またいつか、バイクで来よう!( ゚Д゚)ノ



0 件のコメント: