2006/12/06

【Trash】City Marathon

12/3、某県某市主催の市民マラソンに参加してきた。

2km、3km、5km、ハーフマラソンのうち、ハーフマラソンに参加してきた。
結果1500名程の出場者の200位くらい。タイムとしては1時間半くらい。
「そこそこ速い」という賞賛するほどでもなくネタにもならない中途半端なポジションに落ち着いた。

当日は12月にしては暖かった。それが大会史上初めて5,000人を突破したという出場者たちにとって良かったのかどうかは分からないが、応援の人たちにとってはよかっただろう。冬空の下ただ立っているだけというのも辛い。
マラソンの中継をみていると沿道いっぱいに旗を持った群集が立ち並び声援を送っているが、正直よくやるな、と思う。寒空の下、身をちぢこませてお手当ての選手を待っていても、やっとやって来た彼らは一瞬で通過してしまうのだ。何人かの選手を見送った後、彼らはどういう顔で帰るのだろうか?「いつだって去り行く者は美しい」と歌ったのは中島みゆきだったと思うが、残されるということには惨めさが付きまとうと思うのは俺だけなのだろうか?


実は昨年もこの大会の5kmに出場した。その後違う大会の10kmも走ったので、今回はハーフ、そして2月に東京マラソンでマラソンデビュー&引退レースという華々しいランナー人生を描いていたのだがあえなく東京マラソンに落選したため、それもついえた。意味の無い大会だった。
それでも収穫はあった。今まで5km,10km,21km(ハーフ)と走ってきた結果、15km以下と以上では全然別物だということに気付いたのだ。

5kmくらいなら勢いでいけた。ヨーイドンで行けるとこまで行けばいいだけだ。
10kmは5kmの勢いに根性を足して乗り切れた。過度に息切れしない程度に飛ばしていけばそのままゴールに着いた。どちらも走り終わった後はゼエゼエと息が切れ、体は火照っていた。 体力と使った、という実感があった。
今回は違った。

今回のコースは10km過ぎから苦しくなるとの情報を得ていたので前半抑えていったこともあり、10km過ぎまで楽勝だった。
11km地点くらいだと思うがタイム表示があり、そこで51分くらいだった。走りながら考えた。
細かい計算は置いといて、今はおおよそ半分地点。
で、現在のタイムを単純に倍にすると102分。1時間と42分。1時間半と少し。
今後1km1分のペースアップをすると、92分。1時間32分。もうちょっと頑張れば90分。1時間半。
イケル。
1時間半を目標にしようと思い、ペースアップを試みた。すると。

脚が痛い。
足裏が痛いのは靴を忘れた罰だと思うが、それ以外に脚の後ろ側が痛くなってくるのだ。
始めはふくらはぎが、そのうちに腿裏が。
つってしまうと大変なので出来るだけ負荷を掛けないように関節を使わないで走るのだが、そのカクカクしたフォームはいかにもエネルギーのロスが大きく、また見た目もヤバイのでドクターストップがかかった場合、鉄格子付きの方の病院に収容されてしまいそうだ。出来るだけ平静を装って走りきった。

筋肉痛み当日が一番酷くてその後は日ごとによくなり、3日目の今日では殆ど問題ないが、最初はホントに痛かった。
歩行時、足を真っ直ぐに振り出すと裏側の筋肉が痛いので、バレリーナがお辞儀するときみたいにつま先を開いたままで歩く。
つま先が外を向いているので足もやや横方向に振られることになり、バランスをとるために腕も横方向に振られる。
手足を横に振りながら前進していく様は陽気なゴリラのようで、とても悲しい。


勢いで走れるのは10kmまで。15kmを超えるランには多少でもトレーニングしたほうがよさそうです。

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