2014/11/25

mi band (小米) 購入


中国産低価格フィットネスバンド"mi band"を買ってみた。

(使用後一週間のレビューはこちら


詳しい機能やレポートはこちらなどに既に上がっているので詳しくは省きますが、何ができるの?と言えばハッキリ言って大したことはできません。

加速度かなんかの動きを探知するセンサーと通信モジュール(Bluetooth)が付いてるだけシロモノなので、何歩歩いたかとか、何mくらい移動したかとかの活動量を計測したり、その動きから睡眠の深浅や消費カロリーを計算して携帯に飛ばしたり、逆に携帯の着信やアラームをバイブレーションで伝えたりといった程度です。

ま、少し便利な万歩計って程度のグッズでしょう。


ところがこの手のウェアラブルグッズはまだ黎明期ということもあり、上澄み吸収価格っていうんですか?各社ともボッタクっていて、こんな万歩計に毛が生えた程度のグッズでも平気で1万円くらいしやがります。

そんな中、気を吐いた価格設定を打ち出してきたのが中国の小米(シャオミー)。

スマホでも価格破壊を推し進めてサムスンのシェアを絶賛切り崩し中の同社ですが、その勢いはフィットネスバンドでも止まりません。

mi bandの小売価格は驚きのRMB79(≒ 1500円)。

着信通知だけでも便利そうだし、これなら試しに使ってみようって気にもなります。



現在のところ、中国国内のWeb直販しかしていないようなので知り合いに頼んで買ってもらい、本日到着しました。











箱はシンプルでなかなかカッコイイ。
本体は最初からちっこい傷が付いている中国クオリティ。ま、安いしね。

説明書は当然中国語のみですが、何となく意味は分かります。漢字って便利だよね。

スマホでQRコードを読み取って、アプリをインストール。

"mi account"なるものが必要らしいので、携帯番号を打ち込んでSMSでverify codeをもらって認証して登録完了。
自動的にBluetoothが起動してペアリングされます。手間いらずだねー。
お国がお国だけに大丈夫かいなと気持ちが無くもないですが、まぁ割り切ることにします。

*2014/12/2 追記:アカウント取得はPCででしかできないみたいです。
詳しくはこちらのブログをご参照ください。
XiaomiのMiBandを使うための初期設定にかなり苦戦したので、手順をまとめておきます。」


バッテリーは安心の30日間で、耐水性もあるようなので日常生活ではつけっぱなしで大丈夫っぽい。


とりあえずちゃんと動いてるように見えるけど、今後しばらく使ってみて様子見だね。
気になるポイントとしては、下記5点。

・Bluetoothの接続強度、通信距離
・着信通知機能の精度
・携帯自動アンロックの使い勝手
・防塵防水性(IP67、1mに30分の耐水性。風呂も大丈夫でした!)
・スマホの電池持ちへの影響

さてさて、どうなりますかな(^ω^)




商品名: mi band

メーカー : 小米 (Xiao Mi)
原産国 : 中国

主な機能 : 万歩計、睡眠トラッカー、着信通知(着信後3秒)
特徴 : 長時間バッテリー(30日)、生活防水、Androidスマートフォン対応(ブルートゥース接続)
価格 : (RMB79 ≒ 1500円)


*2014年11月時点では中国国内のみの販売

2014/11/01

楽天モバイル検討、結論編



前々回書いた、現行条件と楽天に移行した場合のランニングコスト表にまとめるとこんな感じになる。


ドコモ現行プランドコモ新プラン楽天モバイル2.1G
ドコモ基本料・タイプxiにねん743
ドコモ基本料・カケ・ホーダイ2700
Xiパケ・ホーダイライト(3GB)4700
ドコモデータS(2GB)3500
楽天2.1Gプラン1600
SPモード300300
ケータイ保障*380380350
ユニバーサル料金333
Docomo家族通話料(2014/7~10平均)00180
Docomo通話料(2014/7~10平均)3150315
楽天通話料(2014/7~10平均)2700270
ずっとドコモ割0-6000
eビリング割-20-200
小計669162632718
現行プランとの差額0-428-3973
月サポ(2310円・内税)-22000
合計449162632718
月サポ適用時差額01772-1773


縛り項目などドコモとの契約の特殊事情は前回まとめた

上記ランニングコストと合わせて、各種契約の取り扱いについて判断していく。


まず、月サポ、結局のところサポートを受けてもなお割高なのだから気にしないで捨ててしまえば良い



次にSIMロック解除料とMNP手数料は避けようもなく掛かってしまうが、現行プランとの差額でも4ヶ月でペイできるので諦める

→(訂正)ドコモの回線を使うMVNOならば、SIMロック解除する必要もないらしい。



最後にxiにねんの中途解約金、これは現在の料金との差額でペイできるかどうかで判断することになる。

自分のケースでは、楽天に乗り換えた場合の現行料金との一ヶ月あたりの差額は-1,773円。
6ヶ月間で-10,638円となり、逸失利益が解約金(9,500円)を上回ることになる。
つまり残りの5ヶ月分以内に無料解約できるなら待ったほうが得ということになる。
無料解約月は来年3月なので、4ヶ月分+3月の日割り計算分なるため、自分の場合は解約月まで待ったほう良いということになる。



なお、解約日は3月1日だけど、前回書いたとおり月々サポートはどうせ1ヶ月分は捨てることになるので、どうせなら早いほうが被害が少ない。
ということで、2月中に2月末でのパケホーダイを解約予約しておく必要がある。
ついでに3月1日の解約までの間に余計な通信をしないように、SPモードも解約しておいた方がいいだろう。もちろん保障とかも。

ということで、することまとめ。


2015年2月後半にするべきこと

1) 下記契約の2月末解約予約手続き
・パケホーダイ
・SPモード
・ケータイ補償
・ドコモwifi

2) MNP予約番号申し込み(有効期間15日)


ネットではパケホーダイの解約は出来ないが、SPモードを解約すると、付随的にパケホーダイも解約できるという小技があるらしい。
なるほどねー。



同年3月1日にすること

ドコモショップにて
・SIMロック解除
・ドコモ回線契約解約
・ドコモHOMEwifi解約、ルーター返却

MNP先にて
・MNP申し込み




今回の楽天モバイルの発表を受けて初めてMVNOに興味を持って調べてみたわけだけど、MVNOキャリアも玉石混交で、輻輳が激しかったり問題がある業者もあるらしい。

楽天はサービス発表されたばかりで未知数だけど、今まで展開された他サービスを見る限りではあまり期待できそうもないかも……。

ということで楽天とは限りませんが、3月にはどこかのMVNOに乗り換えるつもりです。


番外として、今回の見直し作業の過程でハッキリと再認識できたのは、ドコモの複雑で不親切でセコい契約形態、およびそれを是とする不誠実さです。
料金体系からHPの構成まで、どこをとっても顧客目線が感じられず、心底うんざりしてしまいました。

普通自分が使っている商品やサービスには自然と愛着が湧くものなのに、ドコモは17年も契約してるのに微塵も湧いてこないのが常々不思議でしたが、要するに不誠実だからだったんだな、と納得できたことだけが収穫といえば収穫でしょうか。

なんか虚しいわ。



楽天モバイル検討、現行ドコモと対比編
楽天モバイル検討、ドコモの囲い込み編

楽天モバイル検討、ドコモの囲い込み編



~前回のあらすじ~
楽天モバイルとドコモの新旧プランを比較したら、圧倒的に楽天が安かった


よっしゃ!早速乗り換えよう!( ゚д゚)/


と行きたいところだが、ご存知の通り携帯キャリアは2年縛りや月々サポートなどで囲い込みをしているので、残念ながらそう単純にはいかない。


自分が契約しているドコモの現行プランの縛り項目はざっと以下の通り。

縛り項目契約満了月中途解約金
Xiにねん期限 2015年2月9500円
月々サポート 2016年1月-
SIMロック解除料-3000円
MNP予約料-3000円
* Xiにねん期限は満了月翌月のみ無料解約可
* 月々サポートはパケホーダイ解約予約月から無効。


Xiにねんと月々サポートの条件がなんかごちゃごちゃしてわかりづらかったので151に電話して確認しました。


まずXiにねん

契約満了月が2015年2月で、満了日翌月(つまり3月)のみ無料解約可。

解約日前日までの日割り計算になるとのことなので、3月1日に手続きすれば2月末までの計算になって料金は発生しないとのこと。
3月途中になった場合は日割りで計算されるそう。
例えば3月5日に手続きをした場合は、前日までの4日分、たぶん107円くらいが発生するということになる。ま、基本料は元々安いので大した額ではない。



次に月々サポート

これには酷い罠が仕掛けてあった

結論からいうと、解約までサポートを受け続けることができないようになっていたのだ。


そもそも月々サポートとは何か、2014年11月1日現在のドコモのHPにはこう書いてある。


ご購入日の翌月を1か月目とし、最大24か月間、機種ごとに設定した一定額を毎月のご利用料金から割引くサービスです。


金額が機種ごとに設定してあることからも明らかなように、高額な携帯端末購入代金を月々の利用から差し引いてサポートしますよ、というサービスである。
が、コレは嘘と虚飾に満ちている。


具体的には、まずそもそも考え方がおかしい。

端末代と回線利用料を混ぜること、混ぜられること自体がおかしい。
携帯回線は各種許認可に守られ、様々な方法で税金が投入されているインフラなのだから、これを利用して一般商品である端末の販促に利用することも、利用できるようにしていることもおかしい。
例えばNHKがテレビを基本料から相殺して実質ゼロ円!って売るような、NEXCOが「トヨタ車を買えば高速代金からキャッシュバック!」なんてキャンペーンを張るようなもんだ。
許すほうがおかしい。


一歩引いてそれを受け入れるとしても、次に対象者がおかしい。

実質的に端末購入代金の補助なのだから、月々サポート対象は端末代金を月々分割払いする人だけにするべきだろう。
一括で購入する場合には毎月減額などという方法ではなく、端末購入時に一括で割り引くべきだ。そうでなくては公平性が保たれない。
どうしても先に満額払ってもらった人にも後から分割で返したいというのならば、せめてその分の金利を上乗せする提案をするべきだろう。こんなのは経済の常識だ。



更に一歩引いてそれも受け入れるとしても、対象月の定義もおかしい

月々サポートの適用条件を調べると、「月々サポートとは」のページには説明がない。
更に調べていくと別のページにこのような説明があった。


【割引適用条件】以下の12の条件をすべて満たすお客様。
1月々サポート対象機種のご購入
2指定パケットパック/シェアオプション/パケット定額サービス/定額データプランのいずれかへのご加入



①は当然のことなので割愛して、②をに要旨を見ていくと、自分のような音声通話付プランの場合は、要するにパケホーダイに加入していることが割引適用条件だと考えればよい。

では、書いてあるとおり、
①月々サポート対象機種を購入して、
②パケホーダイに加入
していれば毎月必ず割引適用条件になるかというとそうではない。

ドコモはそんなにマトモじゃない。
ちゃんと例外がある。

上の表の備考にも書いたが、パケホーダイ解約予約月から無効になるというものだ。

契約をしていても、解約予約をした月から無効になるというのだ。

例えば自分は2016年1月までサポート対象だが、仮に今日(2014年11月1日)ドコモに電話して、2016年1月末で解約予約をしたら、なんと今月(2014年11月)から先のサポートは全て無効になるというのだ。
2016年1月まで契約は生きていて、その間の利用料も支払われるにも関わらず、割引だけは適用対象外となり、その理由は「システム上の都合」だという。

151でこの話を聞いたときはあまりに常識外れだったので何か勘違いあるのだと思って何回も聞き直してしまったが、間違いなくそういうことらしい。


まぁそうはいっても、そんな先の解約予約なんてしないで、解約月に電話するなりすればいいだけでしょ?と考えたアナタは甘い。常識的すぎる。敵はそんなに甘くない。


具体例の方が分かりやすいと思うので自分のケースで説明すると、2016年1月までサポート対象の機種を購入しているので、フルにサポートを受けようと思ったら2016年1月までパケホーダイに加入して、かつ、2016年1月中は解約予約をしてはいけない、ということになる。

では、1月中は解約予約が出来ないのだからと、2月1日に解約に行くとどうなるか。
既に契約は自動更新されていて、パケホーダイは月額定額なので、2月分は全額課金されるのだ。
しかもサポートは1月で終わっているので、2月は割引無しの満額になる。

かといって1月末で解約するには1月中に解約する必要があり、そうすると1月のサポートは無くなり、1月分はサポート無しの満額支払うことになる。


つまり、いつ解約しようが、必ずひと月分はサポート無しの満額支払うハメになるのだ。

それもドコモの「システム上の都合」で。

これは本当におかしいと思うので、消費者庁に問い合わせするかなんかしてみようと考えおりますん。



また他の必要経費としてSIMロック解除料MNP手数料が掛かります。

SIMロックの方には言いたいことがあるが、長くなり過ぎなのでもう止めておいて、結局どうするのがお得なのか、次回でまとめに入りたいと思います。

楽天モバイル検討、現行ドコモと対比編
楽天モバイル検討、結論件