たんまーーーに面白そう(&理解できそう)な特集のときだけ買う雑誌「Newton」
今回、100%文系な俺の心を捉えた特集は『光とは何か?』 だった。
光については、実は前から納得できないことがあったので読んでみた。
この本は、一般的にイメージする光とは可視光であるという見地から、色の発生のメカニズム(空は何故青い?とかね)から入り、レーザー光の解説をして、CDの記録・読取のシステムなどをつまみながら、光は電磁波の1種である、ということを明らかにし、では電磁波とは?との解説から新章に入り、最後に最先端の光の科学を紹介して結ぶという、典型的な素人向けの構成になっていた。
故にとても分かりやすくていいのだが、残念ながらそれほど目新しい記述も無く、先に書いた「納得できないこと」は、またも釈然としないまま残ってしまった。
この際、分かる人に訊きたい。
「光は、波であり、同時に物質である」
この命題は正しいの??
そんな曖昧なこと、神が許してもアインシュタインが許さないんじゃないかと思ったら光量子論は彼自身が提唱したみたいだし、光の速さを相対性理論の公理に持ってきた彼が矛盾を抱えたまま研究を進めていたとも思えない。(しかし俺は何とおこがましいことを言ってるんだ^^;)
というか、昔読んだ本にも今回のNewtonにも、「電子が弾き出されるんだから光は物質だよ。じゃなきゃおかしいじゃん」みたいなことが書いてあったんだけど、これは「解釈」にしか過ぎないよね?
何か説明できる「理論」があるのでしょうか・・・。
実験名は忘れたけど、電子を2つの穴が空いたスリット越しにスクリーンに打ち込むと、何故か着弾の跡は波模様になっている、というフシギを読んだことがある。何故そうなるのか?
そこでの結論は、結局ミクロの世界では「正確な観測」が出来ないために実験結果から帰納で考えるしかなく、真実は分かりませ~ん(゜Д。) というものだった。
真実は分からないという前提のため、最近の科学は「理論」ではなく、「解釈」でスッタモンダしているんですよ。学問が真実を目指す時代は終わったのです。としてあったのだが・・・。
真実は分からないという前提のため、最近の科学は「理論」ではなく、「解釈」でスッタモンダしているんですよ。学問が真実を目指す時代は終わったのです。としてあったのだが・・・。
納得できーーん!!
かつて、科学者達は言った。
「それでも地球は回っている」
「神はサイコロを振らない」
現代科学では「真実」は求めない。だと?
あなた方はいつから堕落したのですか?
(「レイン・メーカー」より)
サインコカインタンジェント辺りで数字の国から逃げ出した俺にはとても無理だが・・・。
全くの他人頼みで心苦しいが・・・。
誰かスカッとさせてくれないかなぁ。頼むよ。
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