2007/06/10

プレステージ


The prestage
(2006、アメリカ)
監督:クリストファー・ノートン
出演:ヒュー・ジャックマン  アンジャー
    クリスチャン・ノイル ボーデン
    スカーレット・ヨハンソン オリヴィア

 世界幻想文学大賞を受賞を受賞したクリストファー・プリーストの傑作『奇術師』を、「メメント」「バットマン ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監督が映画化したミステリアス・ファンタジー・サスペンス。19世紀末のロンドンを舞台に、互いに激しいライバル心を募らせる2人の天才マジシャンの壮絶な確執が行き着く驚愕の顛末を幻想的かつトリッキーに描き出す。主演は「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマンと「バットマン ビギンズ」のクリスチャン・ベイル。共演にスカーレット・ヨハンソン、マイケル・ケイン、デヴィッド・ボウイ。 19世紀末のロンドン。華麗かつ洗練されたパフォーマンスで魅せる“グレート・ダントン”ことロバート・アンジャーと、天才的なイマジネーション溢れるトリックメイカー“THE プロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデン。このライバル関係にある2人のマジシャンは、互いを尊敬しながらイリュージョンの腕を競い合っていた。だがそんなある日、アンジャーの妻が脱出マジックに失敗して命を落とす。彼女の縄を縛ったのがボーデンだったことから、アンジャーはボーデンへの復讐に執着していく。そんな中、ボーデンはサラと出会い幸せな家庭を築く。一方のアンジャーも、美しく優秀なアシスタント、オリヴィアを得て、その華麗なステージは一層の評判を獲得していくが…。(allcinemaより)


バベルを観にいったときに予告を見て、めっちゃ面白そうやんけ!と期待していた作品。メメントも面白かったしね。(メメントといえば松本人志は酷評してたって話だったな。大日本人・・・。どうなんでしょう?)
で、やはり結論からいうと、予告の方が面白い作品って少なくないけど、これもそれに近い作品でした。
つまらなかった、というわけではないけれど、予告編で示唆するものとは方向性が違いすぎる。練りに練ったトリックで騙されたかったのに、肝心の二つの瞬間移動のネタがなぁ・・。
一つはいいんだけど、もう一つは厳密には解明されてないし・・。
あれを良しとしてしまったら冒頭の、「マジックは、"プレッジ"、"ターン"、そして"プレステージ"から成る」っていう前フリも無意味だよなぁ。あれじゃあ、いきなりプレステージじゃん!
対立する2人のキャラが立っていないのもイマイチかな。やはりどちらかの側に立って観ることができればもっと良かったと思う。まぁ、これは構成上仕方ないと思うけどね。

ということで、疑問点もあったけど、トータルで見れば演出・構成の出来が勝っていて、意外と長い作品にも関わらず最後まで飽きることなく楽しめました。オススメというほどではありませんが。


P.S.初めて六本木ヒルズの映画館行ってきたけど、あそこ座席が広くていいねー!俺はやや大型人間なので足元が広いのは本当に楽でよかったです。また行こう。


満足度 75点 密かに期待していた、俺でも出来る小ネタマジックのネタばらしがなかったのが残念でした・・(´・ω・`)

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