白い息を吐きながら車座になり、ポコポコと煮立つお湯に新鮮な野菜をどっさり投入。
新鮮な肉や魚なんかも入れっちゃったりして、あれが煮えた、これは食べごろとワイワイガヤガヤ……。
キャンプの夜、鍋って楽しいですよね?僕も大好きです。
しかしバイクからキャンプに入った僕の装備はソロ仕様。
イスもテーブルもランタンも最優先事項は「小さいこと」で、2つあるストーブもコンパクトさを優先した結果、スノピの「地」と、プリムスのP-133Sというラインナップになっている。
ちなみに「地」は現在、コベアの分離型アダプタをかませてCB缶で使っている。
「地」もP133-Sもシンプルデザインのとても良い商品で気に入っているのだが、いかんせんシングルストーブなので大きな鍋を支えるには力不足だ。
分離型用の別売りゴトクとしてはユニフレームの「タフ五徳」というのがあり、コイツはデザインもカッコよく便利そうではあるのだが、たかがゴトクに3,600円というのはいかにも高くて躊躇しているうちに廃番となってしまった。
今は亡きタフ五徳。幾何学的な受け台がカッコイイ。 |
廃番を知った時はやっぱり買っとけばよかった、俺のバカハゲ……!と後悔したものだが、後継としてクッカースタンドが発売されていることを知っても結局、いまだに購入していない。
まぁあれだ。自分だけのことを考えれば不要なアイテムだからね。
近年バイクに乗ることも減ってきたので多人数キャンプが増えてきたんだけど、だからといって人数が多いならこれもあった方がいいな、これも便利だな、と買い足していったらキリがない。
実際に去年くらいからグループキャンプを想定してタープやら炭火台やらランタンスタンドやらクッキングセットやら買っていったら膨大な量になったし、カネはえらいかかるしで、ちょっとキャパオーバーになってしまい自重してきた。
が、このゴトクはやっぱりあった方がいいのかなーとモヤモヤしていて、そうこうしているうちにタフ五徳の二の舞いで廃番になってしまうのではないかと思われ、来月のキャンプ前に一度情報を集めてみた。
以前とあまり状況は変わっていないらしく、分離型用のゴトクは先述のクッカースタンドとベルモントのワイド五徳(LOW)くらいしかなかった。
さすがに直結型は不安定だけど、分離型なら別に大丈夫と考える人が多いのかもしれない。
希少な分離型用五徳の両雄。
まずは両者のスペック比較をどうぞ。
品名 | 収納時サイズ(mm) | 使用時サイズ(mm) | 重量(Kgs) | 耐荷重(kgs) | 実売価格 |
ベルモント ワイド五徳(LOW) BM-179 | W330×D165×H15 | W410×D165×H105(←枠下) | 5.05 | 20 | 2300円 |
ユニフレーム クッカースタンド 610831 | W330×D150×H20 | W440×D150×H117(枠下10.7) | 5.85 | 20 | 3700円 |
ベルモントの高さは基準が不明だったので、ショップに問い合わせました。
結局高さはほぼ同じ。
形や重量に若干の差異はあるものの、まぁ似たり寄ったりだね。
続いて外観も比較してみる。
まずはクッカースタンド。
ユニフレーム、クッカースタンド DNAは感じるが、タフ五徳ほどの個性はない。 |
クッカースタンド使用例 |
続いてワイド五徳LOW
関係ないけどLOWってちょっとアウトローな感じでカッコイイかもw
名前通りワイドな感じ。 脚の形状はこっちのほうがバランス良さそう。 |
よく分からんが大体同じような感じで使えるだろう。 |
デザインも大差なし。まぁ単純なプロダクツだし必然かもしれないけどね。
強いて言うならパイプ径が若干太いクッカースタンドのほうが無骨で良い感じかなーとは思うけど、タフ五徳ほどの個性があるわけでもないし、どうせ鍋とか置いて見えなくなるもんだし、別にどっちでも構わないと思う。
総合的に両者を比較するならベルモントで決まりだね~。
ベルモントの方が自重は軽く、耐荷重は同じ。
形が正方形に近くなって面積が広いのは良し悪しあるけど、薄いのはありがたい。
脚の形状から安定性も高そう。
値段も安い。
現物を見れていないから質感は不明だけど、調べた限りではベルモントを選ばない理由がない。
買うならベルモント。
問題はむしろ、この大型五徳という商品そのものが本当に必要なのか、重い思いして持っていく価値があるのかどうかだな。
実際これがあったらなーと思った場面なんか数えるほどだし、たまにしかない機会であればその場で石組みとかするのも楽しいんだよね。
とりあえずサイトに出しておけば、なんだかんだテーブル代わりに便利に使いそうな気もするが……(´‐公‐`)ウーン
0 件のコメント:
コメントを投稿