人間のことを、あの人は良い人だとか、この人は悪い人だとか、 そんな風に区別するなんて全くばかげた話ですよ。
人間は魅力があるか、さもなければ退屈か、その どちからですからね。
オスカー・ワイルド (Oscar Fingal O'Flaherty Wills Wilde, 1854- 1900)
2006/07/24
【Trach】パチンコ 電車でGO!
僕はパチンコをやらない。
昔はさんざんやったが、CR機導入を機に止めた。理由は「勝てないから」この一点である。
CR導入前までは機械側での設定が無いので、大当たり確率と換金率を元にしたボーダーラインを厳密に意識すればそれだけで勝てた。もちろんある程度の時間を打って、確率の乖離を小さくさせることが前提だが、氷の心で無駄打ちを避ければ必ず勝てた。ところがCR機は機械側の設定という、外から見えない因子が追加されたためプレイヤー側は運否天賦に任せるかせいぜいホールのクセを読むという不確かな情報に頼ることになる(=負ける)。
最近のは内部設定は無くなったらしいけど、その分大当たり確率が下がったようなので、並が粗くなりすぎて確率通りの結果を返すには相当な時間が必要になってしまった(=ちょっとやる分には運任せ=負ける)。
と、パチンコは勝てないこと、勝てないのでやらないこととその理由書いてきましたが、前フリをぶち壊すように今回久々に一人でパチンコ打って来ました!
台はCR電車でGO!2
この台のフィーバー中の音声に友人が参加していると聞いたのでやってみました!
昼下がりの歌舞伎町エスパス!
財布には4万3千円!資金は充分!
先ずは3千円!
もちろん何も無し!
次に一万円!
やっぱり何も無し!
更に一万円!
全然勝てないおばちゃん相手の綱引きリーチのお相手が、何故か今回はおっちゃんで、勝ったー!
「4」で単発フィーバー!
友達はフィーバー中の
♪電車電車電車電車GOGOGOGO!
という(恥ずかしい)歌のGOGO!部分を歌っているらしいので耳を澄ませてみたが・・・
全ッ然分からネェ!!
男だか女だかも分からネェ!(ちなみに友達は男)
パチンコ屋うるさすぎ!
これじゃ意味がねぇー!!
その後、すかさず「2」の当たりを引いてもう一度耳を澄ませてみたが、やはり分かりませんでした。
結局その2箱は呑まれ。余っていたパッキーも順調に消化して終了。
-2万3千円。
・・・・ここで終われるかッ!!
こんな、こんな負け犬のままでッ・・!(*゚Д゚)/ウォォォォ!!
同日深夜、西武新宿線N駅近くの牛丼屋。
ウィィィィン。
「イラッシャイ!」
「・・・牛丼セット、並で」
「ヘイ、牛丼セット並一丁!ヘイお待ち!」
「・・・(モグモグ)。ごちそうさん。」
「ありがとうございます!牛丼セット並390円です!」
「じゃ、ハイ。400円」
「ハイ、400円お預かり!お釣10円!ちょっと待ってください!」(釣り銭がないらしく奥へ行こうとする)
「あ、いや、お釣いいです。どうせそれしか無いし。」
「え?なんですか!?」
「いや、お釣いいです」
「あ、どうもー!ありがとうございましたー!!」
「・・・ごちそうさんでした」
ウィィィィン。
・・・こうして煙草くさい負け犬は、静かに夜の帳へ消えていったのであった。
明日への希望と空の財布だけを胸に秘めて・・。
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日記
2006/07/14
【Trash】Qualia -クオリア- 2
クオリア(複数形 Qualia、単数形 Quale) または感覚質 とは何かの感覚刺激を受け取った時に意識に発生する感覚内容のことを指す。例えば「赤さ」は、特定の波長の光という感覚刺激が目を通じて受け取られた時に発生する感覚内容のことであり、クオリアの一種である。
(Wikipediaより)
要するに、赤いリンゴを見たときに感じるその赤さのことです。
先の、皆が同じ赤を見ているか?という問題は、正にここ、その人が受ける感覚や質感(=クオリア)の問題です。この問題は難問なのは、クオリアが他人には確認出来ないものであるからです。
例えば色は光が物質に当たったときに、その物質が反射する光の波長の長短により決まるのですが、同じ波長を受けた人間が同じ電気信号を脳に送ったとしても、その人たちは思い浮かべる色(=クオリア)は同じものなのか?ということは第3者には決して確認出来ないということです。
これは色だけでなく、音や形や触感についても同じことが言えます。
僕が鏡で見ている自分の顔は、ただ自分の脳ではそういう像を結んでいるというだけであり、他人から見たら「僕」は「僕の見るベッカム」そっくりなのかもしれないのです。ただその場合、他人が見る「僕が見たベッカムそっくりの僕」はイケメンではなく、keigochkasan程度のカッコよさしかないので(僕的には)無意味です。
ここで一つの面白い妄想が出来ます。
それは、世の中に「絶対な基準」があるのではないか?ということです。
つまりこういうことです。
例えばここにベッカムとkeigochkasanがいたとします。
そしてベッカムを僕が見たとき、僕はベッカムを「絶対世界一カッコいい!」と感じたとします。
つまりベッカムを見ることによって「絶対世界一カッコいい男」のクオリアが生成されたということです。
そしてkeigochkasanを、「絶対に世界で2番目にカッコいい!」と感じたとします。
同様につまりkeigochkasanを見ることによって「絶対に世界で2番目にカッコいい男」のクオリアが生成されたということです。
そこで僕に「世界イケメンランキング」を作らせると、当然
1位 ベッカム
2位 keigochkasan
ということになります。
一方違う人、例えばジェニファー・コネリーからこの2人を見た場合、ジェニファー・コネリーがベッカムを見たときに生成されるクオリアは、僕が生成した「絶対に世界で2番目にカッコいい男」のクオリアであり、keigochkasanを見たときに生成されるクオリアは、僕が生成した「絶対世界一カッコいい男」のクオリアである可能性もあるのです。
そして、その場合ジェニファーが選ぶいい男ランキングは、
ハタ目には順位は入れ替わりましたが、それぞれが「絶対世界一カッコいい男」のクオリアを1位に、「絶対に世界で2番目にカッコいい男」のクオリアを2位にしたことには変わりありません。
このように、物事には絶対的な基準というものがあるが、それはクオリアによって判断され、クオリアの生成法は人や場合により異なるうえ人間には他人のクオリアを知ることが出来ないので、表出する判断は千差万別ということになっているのである。と、いうこともあり得るのではないか?ということです。
子供の頃にこういうことを考えていたのを思い出したので書いてみましたがどうでしょう?論理破綻していないかな?ツッコミ募集中です。
注)クオリアが他人に検証し得ないものである以上、「絶対」という概念を用いること自体が誤りだ。という指摘はありそうですが、これはいわゆる「実証主義」の見地に立つものかと思います。そのツッコミには答えようが無いので、クオリアの存在自体及び人や環境による差異はあるものとして、読んでもらえるとありがたいです。
クオリア自体、また他の前提条件の解釈に間違いがありましたら教えてやってください。よろしくお願いします。m(_ _)m
*クオリアは「人間の認識の最小単位」(例えばリンゴの『色』)のことだそうです。上の「ベッカムというクオリア」の件は、「ベッカムとして認識されるクオリアの集合」と読み替えてください。よろー
(Wikipediaより)
要するに、赤いリンゴを見たときに感じるその赤さのことです。
先の、皆が同じ赤を見ているか?という問題は、正にここ、その人が受ける感覚や質感(=クオリア)の問題です。この問題は難問なのは、クオリアが他人には確認出来ないものであるからです。
例えば色は光が物質に当たったときに、その物質が反射する光の波長の長短により決まるのですが、同じ波長を受けた人間が同じ電気信号を脳に送ったとしても、その人たちは思い浮かべる色(=クオリア)は同じものなのか?ということは第3者には決して確認出来ないということです。
これは色だけでなく、音や形や触感についても同じことが言えます。
僕が鏡で見ている自分の顔は、ただ自分の脳ではそういう像を結んでいるというだけであり、他人から見たら「僕」は「僕の見るベッカム」そっくりなのかもしれないのです。ただその場合、他人が見る「僕が見たベッカムそっくりの僕」はイケメンではなく、keigochkasan程度のカッコよさしかないので(僕的には)無意味です。
ここで一つの面白い妄想が出来ます。
それは、世の中に「絶対な基準」があるのではないか?ということです。
つまりこういうことです。
例えばここにベッカムとkeigochkasanがいたとします。
そしてベッカムを僕が見たとき、僕はベッカムを「絶対世界一カッコいい!」と感じたとします。
つまりベッカムを見ることによって「絶対世界一カッコいい男」のクオリアが生成されたということです。
そしてkeigochkasanを、「絶対に世界で2番目にカッコいい!」と感じたとします。
同様につまりkeigochkasanを見ることによって「絶対に世界で2番目にカッコいい男」のクオリアが生成されたということです。
そこで僕に「世界イケメンランキング」を作らせると、当然
1位 ベッカム
2位 keigochkasan
ということになります。
一方違う人、例えばジェニファー・コネリーからこの2人を見た場合、ジェニファー・コネリーがベッカムを見たときに生成されるクオリアは、僕が生成した「絶対に世界で2番目にカッコいい男」のクオリアであり、keigochkasanを見たときに生成されるクオリアは、僕が生成した「絶対世界一カッコいい男」のクオリアである可能性もあるのです。
そして、その場合ジェニファーが選ぶいい男ランキングは、
1位 keigochkasan ヽ( ・∀・)ノ
2位 ベッカム
になるのです。ハタ目には順位は入れ替わりましたが、それぞれが「絶対世界一カッコいい男」のクオリアを1位に、「絶対に世界で2番目にカッコいい男」のクオリアを2位にしたことには変わりありません。
このように、物事には絶対的な基準というものがあるが、それはクオリアによって判断され、クオリアの生成法は人や場合により異なるうえ人間には他人のクオリアを知ることが出来ないので、表出する判断は千差万別ということになっているのである。と、いうこともあり得るのではないか?ということです。
子供の頃にこういうことを考えていたのを思い出したので書いてみましたがどうでしょう?論理破綻していないかな?ツッコミ募集中です。
注)クオリアが他人に検証し得ないものである以上、「絶対」という概念を用いること自体が誤りだ。という指摘はありそうですが、これはいわゆる「実証主義」の見地に立つものかと思います。そのツッコミには答えようが無いので、クオリアの存在自体及び人や環境による差異はあるものとして、読んでもらえるとありがたいです。
クオリア自体、また他の前提条件の解釈に間違いがありましたら教えてやってください。よろしくお願いします。m(_ _)m
*クオリアは「人間の認識の最小単位」(例えばリンゴの『色』)のことだそうです。上の「ベッカムというクオリア」の件は、「ベッカムとして認識されるクオリアの集合」と読み替えてください。よろー
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日記
2006/07/12
【Trash】Qualia -クオリア- 1
クオリアという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
恥ずかしながら、僕は今日初めて知りました。
恥ずかしながら、と書いておいてなんだけど、これは哲学用語なので一般的とは言い難く、耳にしたことのない人も多いのではないでしょうか?
そんな昨日までの僕に一つ質問。
「他人に見えている色と、自分に見えている色って同じなのかな?」と思ったことがありますか?
あるならば僕と同人種です。
ないならば、もしかしたらこの疑問の意味が分からない、ということになっていると思います。
僕がこの命題に心を砕いていたのは小学生の頃で、ほんの一時期だけど本当によく考えました。文字通り寝ても覚めても、四六時中考えていました。
中学生になっても時折は友達や周りの大人には投げかけてみましたが、満足な答えが返って来ることは無く、そしておそらくはこれが何ら実利を伴わない「考えるためだけの問題」であることは子供ながらに分かっていたし、そういった疑問を投げかけ続けると疎まれ友達を失くすんじゃないかと思うところもあったし、他にも楽しいことはたくさんあったので段々と考えることも減って行きました。
二十歳くらいの時に一度だけ、薬科大学に進んだ幼なじみと酒を飲む機会に恵まれたときにどういう流れかこの話題が出てきましたが、先述の僕の懐疑は理解されずに「3原色」だとか「波長」だとか的外れな論拠で説得に掛かる彼女との対話にうんざりして、以降この疑問は箱詰めにして鍵を掛けてしまっていました。
ところが今日、今しがた、Copy & Paste のネタ探しにネットを彷徨っていたら、
もしかして色ってさ人それぞれ見た感じが違うんじゃないの?
というサマリーが表示されたサイトがグーグル検索に引っ掛かったのです!
あぁ!一瞬にして僕の心は昔日の日々に引き戻され、心の奥で埃を被った箱がカチリと開く音が聞こえてきました。
ハイパーリンクをクリックするときの期待と興奮は、初めてのエロサイトにも勝るとも劣らないものでした。いや、ここは勝っていたと言っておいたほうが知的な人間という印象を与えられる様な気がするのでそういうことにしておきましょう。勝っていました。僕は初めての興奮に包まれながらそのサイトを見たのですが、その内容は期待通りのものでした。
参考:そのサイト「日刊良スレガイド」内の「もしかして色ってさ人それぞれ見た感じが違うんじゃないの?」
恥ずかしながら、僕は今日初めて知りました。
恥ずかしながら、と書いておいてなんだけど、これは哲学用語なので一般的とは言い難く、耳にしたことのない人も多いのではないでしょうか?
そんな昨日までの僕に一つ質問。
「他人に見えている色と、自分に見えている色って同じなのかな?」と思ったことがありますか?
あるならば僕と同人種です。
ないならば、もしかしたらこの疑問の意味が分からない、ということになっていると思います。
僕がこの命題に心を砕いていたのは小学生の頃で、ほんの一時期だけど本当によく考えました。文字通り寝ても覚めても、四六時中考えていました。
中学生になっても時折は友達や周りの大人には投げかけてみましたが、満足な答えが返って来ることは無く、そしておそらくはこれが何ら実利を伴わない「考えるためだけの問題」であることは子供ながらに分かっていたし、そういった疑問を投げかけ続けると疎まれ友達を失くすんじゃないかと思うところもあったし、他にも楽しいことはたくさんあったので段々と考えることも減って行きました。
二十歳くらいの時に一度だけ、薬科大学に進んだ幼なじみと酒を飲む機会に恵まれたときにどういう流れかこの話題が出てきましたが、先述の僕の懐疑は理解されずに「3原色」だとか「波長」だとか的外れな論拠で説得に掛かる彼女との対話にうんざりして、以降この疑問は箱詰めにして鍵を掛けてしまっていました。
ところが今日、今しがた、Copy & Paste のネタ探しにネットを彷徨っていたら、
もしかして色ってさ人それぞれ見た感じが違うんじゃないの?
というサマリーが表示されたサイトがグーグル検索に引っ掛かったのです!
あぁ!一瞬にして僕の心は昔日の日々に引き戻され、心の奥で埃を被った箱がカチリと開く音が聞こえてきました。
ハイパーリンクをクリックするときの期待と興奮は、初めてのエロサイトにも勝るとも劣らないものでした。いや、ここは勝っていたと言っておいたほうが知的な人間という印象を与えられる様な気がするのでそういうことにしておきましょう。勝っていました。僕は初めての興奮に包まれながらそのサイトを見たのですが、その内容は期待通りのものでした。
参考:そのサイト「日刊良スレガイド」内の「もしかして色ってさ人それぞれ見た感じが違うんじゃないの?」
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2006/07/10
【FIFA WorldCup】ラストダンスは突然に
イタリア 1 (PK 5-3) 1 フランス
2006 FIFA World Cupの栄冠は イタリア の上に輝きました! おめでとー。
で、ジダン。
サッカー界の至宝、ジヌディーヌ・ジダンのラストダンスは突然の幕切れとなった。
延長後半6分、自らの暴力行為による退場という誰も予想しなかった幕切れだった。
マテラッツィは何を言ったのか。
何がジダンに残り10分の現役生活を捨てさせる決心をさせたのか。
恐らく今も世界中で様々な憶測や議論が飛び交わせれているが、真相はきっと語られないまま時に消されてゆくのだろう。それでいいと思う。
世界最高の大会の決勝戦、ピッチの上で耳目を集めるスター選手が狼藉を働き追い出された。
教育者ならずとも「愚かな行為だ」、と彼への信頼を貶めるだろう。
サッカー好きの中では彼の頭突きが初めてでは無いのは常識だろうが、それとて国の代表として国旗を背負い、チームを率いていたキャプテンの暴挙を正当性のあるものには出来ない。
彼の行動がチームや関係者、最高の結果を期待するファンに不利益をもたらしたのは厳然たる事実なのだ。
だが、僕はフランス人ではないしサッカー関係者でもない。ぶっちゃけそんなサッカー好きでもないし、子供達の未来を倫理的にも営利的にも担う立場に無い。
なのであえて言わせてもらう。
ジダン、最高!!
こんな場合はジズーというべきかもしれないが、別に馴れ合いたいわけではないので敢えてジダンで通させてもらう。ジヌディーヌでもいいくらいだ。
退場まで、この試合のジダンのパフォーマンスは決して悪いものではなく、舞台と功績を考えれば優勝した場合MOMもMVPも考えられるものだった。それは彼自身も分かっていたはずだ。 また、それを期待する多くのファンいることも分かっていたはずだ。
が、彼は目前の栄誉より、血も滲む思いで積み上げてきたキャリアの最後を飾ることより、目の前の、恐らくは侮辱を、許さなかった。 サッカー人生最後の10分が抜け落ちたままになっても、指の掛かった栄光に届かなくなっても、何台ものカメラに捉えられ世界中に非難の的となる映像を垂れ流すことになっても、彼は躊躇せず敵に打撃を打ち込んだ。
カッコエー *・゚゚・*:.。..。.:*・ ゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*;
といったら俺も馬鹿の一味だろう。
だがもう一度いう。
ジダン、最高!!
長いサッカー史の中では幾人ものスターがいる。
5人抜きのマラドーナ、最年少得点のペレ。トヨタカップのプラティニの幻のゴール。クライフターン。
英雄達は多くの伝説的プレイを残してきた。
だが、どの英雄達も現役最後のプレイを覚えている人は少ないだろう。
ジダンは刻んだのだ。
これもまた華。
おそらくあのヘッドバッドはマルセイユヘッドバッドなどと呼ばれフランス移民の間でちょっと流行るだろう。
先のフランス移民暴動の時、移民の希望の星であるジダンはなんのコメントも発表せず、貧民に失望を与えたという。これは穿った見方かもしれないし、酷い言い草であるのも承知で、またも敢えて言うなら、彼は絶対に一部の、恐らくは貧しい人を救ったことになるだろう。
ともかくこれで、今回のワールドカップも終わった。
ジダン、マケレレ、ロベカル、カフー、カーン、ネドベド、恐らくはデルピエロもロナウドもラウルも、もしかしたらトッティもベッカムもシェフチェンコもこれが最後のワールドカップになるかもしれない。
全ての選手達、関係者達へ。
楽しませてもらいました。
どうもありがとう。
Ciao!
ラベル:
時事ネタ
2006/07/06
【FIFA WorldCup】決勝進出!
イタリアーフランス!
決勝のカードが決まりました。
どちらの守備も一級品。どんな展開になるのか楽しみです。
マケレレ、ビエラ、ガットゥーゾ、ザンブロッタ辺りの出来が勝敗を左右しそうです。
ここまで来るとどっちが勝っても頑張れ!って感じですね。
さて、かるーく準決勝を振り返っておきましょう。
ドイツ-イタリア
期待に反してイタリアがゲームをコントロールし、勝ち抜きました。
ドイツよりのジャッジが目立つ中、個人としてもチームとしても上手くゲームをコントロールしていたように思えます。いかにもサッカーの上手い両チームの対戦といった感じで面白かったです。
決勝点のゴールも鮮やか。ここしかない、といったところに決めてきました。この試合もレーマンはかなり良かったので、あの一点は本当にデカかった。ドイツはバラックが本領発揮出来なかったかな、という感があり残念でした。
自力で上回るイタリアが試合を支配し勝ちきった、という試合だったと思います。
ポルトガル-フランス
フランスが堅守を見せ付けて、ポルトガルに付け入る隙を与えなかったというとこでしょうか。
いかにもベテラン揃いのフランスらしく、まるで計画を実行するように勝利を手にした感じです。相変わらずジダンはこれで引退とはつくづく惜しい落ちついたプレーを見せていました。
後半、リードしたフランスが攻めに転じるのはジダンにボールが渡ってからで、それまでは例え数的に有利な状況を作っても後ろの選手が攻めあがることはありませんでした。チーム内での絶対の信頼が伺えます。このキャプテンが心配したカードも貰わずに決勝でプレイできることは、フランスファンならずとも嬉しいものです。
対してポルトガルは相変わらずセコかった・・!はっきり言って、負けてくれて本当に良かったです。イタリア-ポルトガルの決勝なんて見たくなかったのでホッとしました。
細かくパスを繋いで、相手が寄せてくると両手を上げて倒れるプレースタイルは全く苛立たしく、体をこすられたら(時には息を吹きかけただけで)倒れちゃう僕ちゃん達ならバレーボールでもやってろ!ってなとこです。
それでも後半の左サイドからのグラウンダーのクロスに飛び込んだ2人のポルトガル選手が前後にパタパタ倒れた場面、コーナーキックに最初から倒れながら飛び込んだロナウド君が綺麗に前に倒れてファールをアピールするも審判に軽く流された場面、せっかく前に抜け出かかったFWが背中を触られたら両手を上げてダイブするもテレビの解説にすら「いやー、審判もどういうチームか分かっているからこんなことしてもファールは取ってもらえませんよね」と解説されていた場面など、見せ場は作っていた。お疲れ様でした。
この大会で現役や代表を引退する選手も多くいますが、ジダンが最後に残っているのはさすが、というところでしょう。恐らく同じ追加召集組みのマケレレ、テュラムも最後だろうから頑張って欲しいものです。正直イタリアの方が強いんじゃないかという気もしますが、1発勝負にそんな予想は無意味です。
好ゲームを期待!
決勝のカードが決まりました。
どちらの守備も一級品。どんな展開になるのか楽しみです。
マケレレ、ビエラ、ガットゥーゾ、ザンブロッタ辺りの出来が勝敗を左右しそうです。
ここまで来るとどっちが勝っても頑張れ!って感じですね。
さて、かるーく準決勝を振り返っておきましょう。
ドイツ-イタリア
期待に反してイタリアがゲームをコントロールし、勝ち抜きました。
ドイツよりのジャッジが目立つ中、個人としてもチームとしても上手くゲームをコントロールしていたように思えます。いかにもサッカーの上手い両チームの対戦といった感じで面白かったです。
決勝点のゴールも鮮やか。ここしかない、といったところに決めてきました。この試合もレーマンはかなり良かったので、あの一点は本当にデカかった。ドイツはバラックが本領発揮出来なかったかな、という感があり残念でした。
自力で上回るイタリアが試合を支配し勝ちきった、という試合だったと思います。
ポルトガル-フランス
フランスが堅守を見せ付けて、ポルトガルに付け入る隙を与えなかったというとこでしょうか。
いかにもベテラン揃いのフランスらしく、まるで計画を実行するように勝利を手にした感じです。相変わらずジダンはこれで引退とはつくづく惜しい落ちついたプレーを見せていました。
後半、リードしたフランスが攻めに転じるのはジダンにボールが渡ってからで、それまでは例え数的に有利な状況を作っても後ろの選手が攻めあがることはありませんでした。チーム内での絶対の信頼が伺えます。このキャプテンが心配したカードも貰わずに決勝でプレイできることは、フランスファンならずとも嬉しいものです。
対してポルトガルは相変わらずセコかった・・!はっきり言って、負けてくれて本当に良かったです。イタリア-ポルトガルの決勝なんて見たくなかったのでホッとしました。
細かくパスを繋いで、相手が寄せてくると両手を上げて倒れるプレースタイルは全く苛立たしく、体をこすられたら(時には息を吹きかけただけで)倒れちゃう僕ちゃん達ならバレーボールでもやってろ!ってなとこです。
それでも後半の左サイドからのグラウンダーのクロスに飛び込んだ2人のポルトガル選手が前後にパタパタ倒れた場面、コーナーキックに最初から倒れながら飛び込んだロナウド君が綺麗に前に倒れてファールをアピールするも審判に軽く流された場面、せっかく前に抜け出かかったFWが背中を触られたら両手を上げてダイブするもテレビの解説にすら「いやー、審判もどういうチームか分かっているからこんなことしてもファールは取ってもらえませんよね」と解説されていた場面など、見せ場は作っていた。お疲れ様でした。
この大会で現役や代表を引退する選手も多くいますが、ジダンが最後に残っているのはさすが、というところでしょう。恐らく同じ追加召集組みのマケレレ、テュラムも最後だろうから頑張って欲しいものです。正直イタリアの方が強いんじゃないかという気もしますが、1発勝負にそんな予想は無意味です。
好ゲームを期待!
ラベル:
時事ネタ
2006/07/04
【FIFA WorldCup】フリンクス出場停止とイタリア
対イタリア準決勝を前に、ドイツのフリンクスが出場停止処分を受けた。
PKまでもつれ込んだアルゼンチン戦後、選手・スタッフ間でゴタゴタがあり、その中でフリンクスがアルゼンチンのクルスを殴ったというのだ。
持ち込まれた証拠ビデオを確認したFAFAはフリンクスに1試合の出場停止を申し付けたという。
試合後とはいえ、軽く小突いた程度とはいえ、相手選手を殴ったとあれば出場停止もやむを得ない。
問題はこのビデオをFIFAに持ち込み、フリンクスの処分を訴えたのがイタリアであるということだ。
何でも試合後のゴタゴタの後、当初FIFAが下した裁定はアルゼンチンDFクフレの退場処分だけで、「ドイツ選手に処分は無いだろう」というコメントも発表していたらしい。普通に考えれば勝ったドイツが突っかかる必要もないので、アルゼンチン側が吹っ掛けたと考えるのが自然であろうし、まあ妥当な処置かと思う。
また、出場停止になったフリンクス、殴られたとされるクルス、双方とも別のメディアのインタビューに「殴ってない」「殴られてない」と証言していたとの話もある。
さて、なんでこの展開の中で次の対戦国であるイタリアのメディアがしゃしゃり出て来て「処分!処分!」と叫ばなければならないのか、全く理解できない。「厚顔無恥」という言葉すら浮かぶ。
さすが八百長国家、なにかあれば圧力を掛けにいくのが習慣になっているのだろうか。マスコミ王が首相を務めた派手好きのお国柄、モラルなんて所詮この程度なのか。
そういえば第2次世界大戦でもイタリアは、日独伊の3国同盟を結んでおきながら、開戦後早々に降伏し、あろうことか連合国として再参戦し戦勝国側に回ったという歴史もあった。所詮こんな国民性、というのは余りに短絡的だろうか。
まぁ、とにかくせこい話だ。
肝心の試合がみみっちいキッカケで荒れないことを祈っている。
PKまでもつれ込んだアルゼンチン戦後、選手・スタッフ間でゴタゴタがあり、その中でフリンクスがアルゼンチンのクルスを殴ったというのだ。
持ち込まれた証拠ビデオを確認したFAFAはフリンクスに1試合の出場停止を申し付けたという。
試合後とはいえ、軽く小突いた程度とはいえ、相手選手を殴ったとあれば出場停止もやむを得ない。
問題はこのビデオをFIFAに持ち込み、フリンクスの処分を訴えたのがイタリアであるということだ。
何でも試合後のゴタゴタの後、当初FIFAが下した裁定はアルゼンチンDFクフレの退場処分だけで、「ドイツ選手に処分は無いだろう」というコメントも発表していたらしい。普通に考えれば勝ったドイツが突っかかる必要もないので、アルゼンチン側が吹っ掛けたと考えるのが自然であろうし、まあ妥当な処置かと思う。
また、出場停止になったフリンクス、殴られたとされるクルス、双方とも別のメディアのインタビューに「殴ってない」「殴られてない」と証言していたとの話もある。
さて、なんでこの展開の中で次の対戦国であるイタリアのメディアがしゃしゃり出て来て「処分!処分!」と叫ばなければならないのか、全く理解できない。「厚顔無恥」という言葉すら浮かぶ。
さすが八百長国家、なにかあれば圧力を掛けにいくのが習慣になっているのだろうか。マスコミ王が首相を務めた派手好きのお国柄、モラルなんて所詮この程度なのか。
そういえば第2次世界大戦でもイタリアは、日独伊の3国同盟を結んでおきながら、開戦後早々に降伏し、あろうことか連合国として再参戦し戦勝国側に回ったという歴史もあった。所詮こんな国民性、というのは余りに短絡的だろうか。
まぁ、とにかくせこい話だ。
肝心の試合がみみっちいキッカケで荒れないことを祈っている。
ラベル:
時事ネタ
2006/07/03
【FIFA WorldCup】ベスト4
ベスト4決まる
ドイツ
イタリア
ポルトガル
フランス
大会を見て来た中では、ポルトガル以外はそう意外な4ケ国でもないけど、大会前から考えると大方の予想を裏切ると言っていいだろう。
ドイツ=ザルディフェンスで敗退
イタリア=まぁ優勝候補
ポルトガル=攻撃のタレントだけはいるけど、所詮ポルトガルだから敗退
フランス=激しい老朽化に耐えきれず敗退
ってのが大方の見方ではだったと思う。
ドイツはホスト国でもあり、ワールドカップでは毎回上位に顔を出す強豪でありながらも前評判は低かった。開幕直前に日本に冷や冷やの引き分けを演じたこともあり、「今回のドイツはダメだ、ダメすぎる」と自国民からも言われながらのベスト4進出。どっかの無敵艦隊はシェスタの時間をゲルマン魂の習得に当てた方がいいかもしれない。
レーマン、バラック、クローゼと各々の領域に頼りになる選手がいるのも安定感を出している。特にクローゼの動きが抜群によく、彼を見てるだけでも楽しめる。
いまや優勝候補筆頭か?
イタリアはなんかセコイから好きじゃない。
伝統的なカテナチオから脱皮した!なんてよく言われてるけどさして変わってないし。トーニが一人じゃあんまりだからフォローが入っただけじゃねーか。こんなんだったら、むしろヴィエリ孤軍奮闘の方が見ごたえがあったよ。
守ってカウンターというスタイル自体は好きなんだけど、ボール奪われそうになると上手にこけたりするのが嫌いだし、八百長リーグ国が世界制覇というのも教育上よろしくないので、負けちゃえ。
ポルトガルもイタリア同様好きじゃないな。
ポルトガル、イタリア、アルゼンチンはマリーシアが目につくから好きじゃない。プレーそのものは嫌いじゃないし、デコの復帰により面白い攻撃が見られそうではあるけど・・。
イングランド戦もベッカムの交代、ルーニーの退場に助けられた要素が強いと思うし、やっぱりここらで負けちゃえ。
フランスは見事だねぇ。
リベリーもいいし、ジダンも最後の輝きを見せている。困ったときにボールを預けられる選手がいるというのがいかに大きいかフランスを見てると良く分かる。衰えたといえどジダン、さすがです。
ディフェンスも凄くいいね。復帰したおっさんも良く頑張ってるし、プレスの掛け方が超うまい。見てるとサッカーって簡単なんじゃないか?という錯覚が芽生えてきそうです。
しかし、決して前評判の高くなかったチームがここまで勝ち上がって完成度の高いサッカーを見せてくれるとは、サッカーってのも本当に分からないものだなぁ。
2006 ワールドカップもあと4試合。
故障明けのシェフチェンコ、ルーニーの両ストライカー、それにロナウジーニョが実力を見せられないまま大会を去って行くのは残念だけど、それもまた短期決戦の生む光と影。その分残った選手が輝くことを期待しよう。特にジダンとかジズーとかジヌディーヌあたりが期待できるんじゃないかな?
名コンダクターの最後の旋律を目に焼き付けよう。
ドイツ
イタリア
ポルトガル
フランス
大会を見て来た中では、ポルトガル以外はそう意外な4ケ国でもないけど、大会前から考えると大方の予想を裏切ると言っていいだろう。
ドイツ=ザルディフェンスで敗退
イタリア=まぁ優勝候補
ポルトガル=攻撃のタレントだけはいるけど、所詮ポルトガルだから敗退
フランス=激しい老朽化に耐えきれず敗退
ってのが大方の見方ではだったと思う。
ドイツはホスト国でもあり、ワールドカップでは毎回上位に顔を出す強豪でありながらも前評判は低かった。開幕直前に日本に冷や冷やの引き分けを演じたこともあり、「今回のドイツはダメだ、ダメすぎる」と自国民からも言われながらのベスト4進出。どっかの無敵艦隊はシェスタの時間をゲルマン魂の習得に当てた方がいいかもしれない。
レーマン、バラック、クローゼと各々の領域に頼りになる選手がいるのも安定感を出している。特にクローゼの動きが抜群によく、彼を見てるだけでも楽しめる。
いまや優勝候補筆頭か?
イタリアはなんかセコイから好きじゃない。
伝統的なカテナチオから脱皮した!なんてよく言われてるけどさして変わってないし。トーニが一人じゃあんまりだからフォローが入っただけじゃねーか。こんなんだったら、むしろヴィエリ孤軍奮闘の方が見ごたえがあったよ。
守ってカウンターというスタイル自体は好きなんだけど、ボール奪われそうになると上手にこけたりするのが嫌いだし、八百長リーグ国が世界制覇というのも教育上よろしくないので、負けちゃえ。
ポルトガルもイタリア同様好きじゃないな。
ポルトガル、イタリア、アルゼンチンはマリーシアが目につくから好きじゃない。プレーそのものは嫌いじゃないし、デコの復帰により面白い攻撃が見られそうではあるけど・・。
イングランド戦もベッカムの交代、ルーニーの退場に助けられた要素が強いと思うし、やっぱりここらで負けちゃえ。
フランスは見事だねぇ。
リベリーもいいし、ジダンも最後の輝きを見せている。困ったときにボールを預けられる選手がいるというのがいかに大きいかフランスを見てると良く分かる。衰えたといえどジダン、さすがです。
ディフェンスも凄くいいね。復帰したおっさんも良く頑張ってるし、プレスの掛け方が超うまい。見てるとサッカーって簡単なんじゃないか?という錯覚が芽生えてきそうです。
しかし、決して前評判の高くなかったチームがここまで勝ち上がって完成度の高いサッカーを見せてくれるとは、サッカーってのも本当に分からないものだなぁ。
2006 ワールドカップもあと4試合。
故障明けのシェフチェンコ、ルーニーの両ストライカー、それにロナウジーニョが実力を見せられないまま大会を去って行くのは残念だけど、それもまた短期決戦の生む光と影。その分残った選手が輝くことを期待しよう。特にジダンとかジズーとかジヌディーヌあたりが期待できるんじゃないかな?
名コンダクターの最後の旋律を目に焼き付けよう。
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