ベスト4決まる
ドイツ
イタリア
ポルトガル
フランス
大会を見て来た中では、ポルトガル以外はそう意外な4ケ国でもないけど、大会前から考えると大方の予想を裏切ると言っていいだろう。
ドイツ=ザルディフェンスで敗退
イタリア=まぁ優勝候補
ポルトガル=攻撃のタレントだけはいるけど、所詮ポルトガルだから敗退
フランス=激しい老朽化に耐えきれず敗退
ってのが大方の見方ではだったと思う。
ドイツはホスト国でもあり、ワールドカップでは毎回上位に顔を出す強豪でありながらも前評判は低かった。開幕直前に日本に冷や冷やの引き分けを演じたこともあり、「今回のドイツはダメだ、ダメすぎる」と自国民からも言われながらのベスト4進出。どっかの無敵艦隊はシェスタの時間をゲルマン魂の習得に当てた方がいいかもしれない。
レーマン、バラック、クローゼと各々の領域に頼りになる選手がいるのも安定感を出している。特にクローゼの動きが抜群によく、彼を見てるだけでも楽しめる。
いまや優勝候補筆頭か?
イタリアはなんかセコイから好きじゃない。
伝統的なカテナチオから脱皮した!なんてよく言われてるけどさして変わってないし。トーニが一人じゃあんまりだからフォローが入っただけじゃねーか。こんなんだったら、むしろヴィエリ孤軍奮闘の方が見ごたえがあったよ。
守ってカウンターというスタイル自体は好きなんだけど、ボール奪われそうになると上手にこけたりするのが嫌いだし、八百長リーグ国が世界制覇というのも教育上よろしくないので、負けちゃえ。
ポルトガルもイタリア同様好きじゃないな。
ポルトガル、イタリア、アルゼンチンはマリーシアが目につくから好きじゃない。プレーそのものは嫌いじゃないし、デコの復帰により面白い攻撃が見られそうではあるけど・・。
イングランド戦もベッカムの交代、ルーニーの退場に助けられた要素が強いと思うし、やっぱりここらで負けちゃえ。
フランスは見事だねぇ。
リベリーもいいし、ジダンも最後の輝きを見せている。困ったときにボールを預けられる選手がいるというのがいかに大きいかフランスを見てると良く分かる。衰えたといえどジダン、さすがです。
ディフェンスも凄くいいね。復帰したおっさんも良く頑張ってるし、プレスの掛け方が超うまい。見てるとサッカーって簡単なんじゃないか?という錯覚が芽生えてきそうです。
しかし、決して前評判の高くなかったチームがここまで勝ち上がって完成度の高いサッカーを見せてくれるとは、サッカーってのも本当に分からないものだなぁ。
2006 ワールドカップもあと4試合。
故障明けのシェフチェンコ、ルーニーの両ストライカー、それにロナウジーニョが実力を見せられないまま大会を去って行くのは残念だけど、それもまた短期決戦の生む光と影。その分残った選手が輝くことを期待しよう。特にジダンとかジズーとかジヌディーヌあたりが期待できるんじゃないかな?
名コンダクターの最後の旋律を目に焼き付けよう。
2006/07/03
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