2006/05/17

【Flick】君に読む物語


君に読む物語
(2004、アメリカ)

監督:ニック・カサヴェテス
出演:ライアン・ゴズリング
    レイチェル・マクアダムス
   ジーナ・ローランズ
    ジェームズ・ガーナー
    ジョーン・アレン
   ジェームズ・マースデン







「メッセージ・イン・ア・ボトル」の著者ニコラス・スパークスの長編デビュー小説を映画化したラブ・ストーリー。運命的な恋に落ちながらその関係を引き裂かれてしまった一組の男女の、時を経た永遠の愛をロマンティックに描く。監督は「ジョンQ-最後の決断-」「シーズ・ソー・ラヴリー」のニック・カサヴェテス。
 とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは古き良き時代、アメリカ南部の夏の恋物語だった――。1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。裕福な家族とひと夏を過ごしにやって来た少女アリーは、そこで地元の青年ノアと出会う。その時、青年のほうは彼女こそ運命の人と直感、一方のアリーもまたノアに強く惹かれていくのだった。こうして、2人の恋は次第に熱く燃え上がっていくのだが…。(allcinemaより)









ひと夏の恋を一生涯貫いた男女の、王道純愛モノ。

富豪の娘に一目惚れした貧しい男、時に強引な彼に引かれていく女。季節の終わりに訪れる別れ。再会。二度と離れないと愛を誓い合う二人。 ここまでベタなストーリーに郷愁を誘う時代設定では、どんな作品に仕上がっているかは見なくても大体分かる。 多少ひねりを入れた構成にはなっているが、それでもすぐ全容は読める。しかし、これはサスペンスでは無いので何の問題も無い。これはタイトルからして直球勝負の恋愛モノなのだ。
しかし直球勝負するにはちょいと力不足な感は否めない。分かっていても引き込まれるような、迫力というか、血の通った感じが欠けているように思う。若き日の葛藤、老いてしまった現在、それぞれを美化しすぎているような気がする。
愛を美しく描いているのに不足を感じるのは、俺の浅薄さ故、なのかもしれないが。


総評 64点  何故か僕にはイマイチでした・・(´・ω・`)

0 件のコメント: