2006/10/23

【Camera】Kiss Digital ロシアンファーム



カメラを買った。

EOS Kiss Digital


前からぼんやり欲しいと思っていたデジタル一眼レフだ。高くて手が出ないはずのものだったが、取引先の人から安く譲ってもらうことが出来た。
最新のKiss Digital Xからすると2世代前、画素数は630万と最新のコンパクトにも劣る。が、そこは腐っても一眼レフ、明るいレンズと広いダイナミックレンジで描画力は一段も2段も上をいく。(らしい)

で、早速パシャパシャやってたんだけど、ちょっと不便な点が発覚した。
ラックに並んだAV機器類を斜めから撮影しようとしたときのことだ。ピントは奥に積んであるCDに合わせて手前のアンプをぼかすことに決めて、シャッター半押しのまま構図を決めようとするとAF(オートフォーカス)がしゅいんしゅいん勝手に動いてCDのぼけを消してしまうのだ。
コイツはいかん。ご主人様に逆らうとは生意気だ。


調べたところ、これはオートフォーカスのモード設定の問題で、AIサーボという動く被写体を追尾してピントを合わせる機能が余計なことをしているのだと分かった。じゃ、そんな機能切っとけばいいじゃん。ということになり更に調べたらKiss Digitalにはその機能のみをOFFにする設定はないことが判明した。

ひ、ひどい・・・・。

シャッターボタン半押しでフォーカス固定なんて昔のバカチョンでも出来たじゃないか!
それをちょっと古いとはいえ一眼レフで出来ないようにするなんて・・・


あんまりや!ヽ(`д´) ノ


ということでもっと調べてみたら、やはりそういう不満を持つ人は多く、その人たちの救世主としてロシアンファームというものが存在することを知った。

要するに規格外のファームウェアなんだけど、これを導入することによってAFのモードを任意に選択できるようになったり、ISO3200相当まで感度を上げることが可能になったり、フラッシュの強さを設定できるようになったり、記録画像サイズをワンプッシュで変えられるようになったり、ミラーなんとかとかいって最初にミラーを開けた後撮影するのでシャッターが落ちるときの振動を抑えられたり(←よく分かってない)する夢のようなファームなのである。あるサイトでは"Kiss Digitalの価値を45,000円上げる"ファームだと書かれていたなんで45,000円なのか分からんが、きっと一つ上位の機種に近づくといった感じなんだろう。

目の前に落ちている45,000円を拾わないほど馬鹿でもリッチでもない僕は躊躇なくこのファームを導入した。


早速試してみたが、ばっちり!(*^ー゚)b  ХОРОШО!!


ロシア人のWasia(Васиа、かな?)さんが作ったので通称ロシアンファームと呼ばれているらしいが、こげないいものをタダで(←重要)配ってくれるなんて、ほんなこつспосивоです。もう北方2島あげてもいいです。


しかし、これはWasiaさんが頑張って一からプログラミングしてくれたわけではなく、元々あった機能をキャノンがわざわざ抑えていたのを解放してくれるものらしい。

・・・・・・意地悪すんじゃねーよ。>キャノン





リンク
ロシアンファーム作者サイト(英語)
まとめサイト
キャノンのサイト(ファーム導入方法解説)

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