UmaShika: 2010 イルカツアー！一日目

夏といえば海。

海といえばイルカ。

イルカといえば・・・御蔵島！

ということで、今年も行って参りました～！

8/15　22時20分竹芝発、三宅島・御蔵島経由八丈島行き「かめりあ丸」にて出発。

浜松町を降りて徒歩5分あまりの道を桟橋へ向かう。納涼船の帰り客か、浴衣姿の女性達と多くすれ違う。
これもまた夏の風物詩、出足は快調、気分は上々！

途中、コンビニで軍資金を下ろし、ビールにおつまみ、おにぎりを購入してイザ竹芝桟橋へ。

出航後しばしの東京湾クルーズを楽しみながら甲板でカンパイ。
夜の海をひた走る非日常感がたまりません。

レインボーブリッジ通過
海風が気持ちいい～！

4時30半頃、最初の寄港地である三宅島が近づく。
客室内照明が点灯され下船の準備を促すアナウンスが放送される。
我らが御蔵島は次の島なので無視して構わないのだが、
照明は全て点けられ、島内情報なども繰り返し放送され、多くの人々が準備を始める状態では・・・・

まぶしー。うるせー。眠れねー( ；∀；)

まー降り損ねたら大変だし、仕方ないと思うんだけどやはりなんとかして欲しい点ではあります。
ちなみに去年はカーテン付寝台の特二等だったから眩しくは無かったけど、配置が入口付近だったため鉄扉の開閉音がそりゃーもーやかましかったです(＞∀＜)=b
東海汽船の方、もし読んでいたら、ゼヒ最初に降りる人をドアサイドにしてください（-人-）

そんなこんなでまんじりとしながら午前6時。
遂に御蔵島入予定時間がやってきた。

毛布を畳みリュックを背負い、下船準備は万端。
アナウンスに従いデッキで待機するも・・・船はなかなか着かない。
と、そこへ放送が。

「えー。御蔵島下船の皆様にお知らせ致します。
本船、着岸を試みましたが、本日は潮の流れが強く着岸できないため、大変申し訳ございませんが、御蔵島行きは欠航とさせていただきます。繰り返します・・・・」

;゜Д゜）（゜Д゜;（゜Д゜;）な、なんだってー！

まさかの欠航ｷﾀｰ！⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃

確かに御蔵島行きは「条件付出航」で着岸出来ない可能性もあるという話は聞いていたけど、
ま、なんとかなんだろ、と高をくくってしまっていた。
が、実際に欠航と自体に直面して改めて考えてみれば、「海が荒れて港に近寄れない」という現実は自然現象に起因する。海や風の事情が「なんとかなる」はずがないのだ。
一体俺は、何がどの様になったらナントカなると考えていたのか。いや、そもそも何かを考えていたのか。大体、なんとかなるもなにも自分が船を操舵しているわけでもなく、航海に対する知識も経験も無い。つまり俺は無意識のうちに「誰かがなんとかしてくれる」と考えていたわけだ。

無為無策。他力本願。厚顔無知。

怠惰であった人生を涙ながらに詫びたい気持ちで一杯になったが、時は前にしか流れない。

我々は今後の行動を決めるべく作戦会議を開いた。

船員に確認したところ、条件付で欠航となった場合、御蔵島行きのチケットで他の島に降りることも可能で、その場合差額等は発生しない。また、そのまま東京に帰ることも可能で、この場合は全額払い戻されるとのこと。
別に台風が直撃しているわけでも無し、東京に帰る選択肢は消すとすると残る可能性は3つ。

A)このまま八丈で下船して遊ぶ。

B-1）八丈で折り返して上りの御蔵に再チャレンジ。接岸成功して御蔵で遊ぶ。

B-2)上りの御蔵もあえなく欠航。三宅で下船して遊ぶ。

なんとなく三宅より八丈の方が良さそうな気がして少し悩んだが、結局は満場一致でB案、「御蔵再チャレンジ」を選択した。

となると、御蔵に戻ってくるまで時間はたっぷりあるのでもうひと眠り・・・ｚｚｚｚ