2010/08/03

「やさしい」について

泳ぎに行ったジムの風呂に備え付けのシャンプーに、

「自然にやさしい」

と書いてあった。

いいぞいいぞ、早速やさしく塩素まみれの頭を洗い流して・・・と考えてハタと止まった。

「やさしい」のは自然に対してであって、俺に対するものではないのではないか?
むしろ俺には「きびしい」ということもあり得るではないか?

自然に配慮して分解しやすい成分や環境負荷が少ない素材を選んだ結果、
毛穴に詰まり易くなったとか充分あり得る。

いや待てよ。

俺だって自然の一部なんじゃないか?

自然にやさしい=俺にもやさしく出来ているのが当然じゃないのか?


いや待てよ。

果たして「俺にやさしい」=「自然にやさしい」のか?

つまり、俺にやさしくした結果、自然にやさしくなるのか?

もっと詰めれば、俺は自然にやさしいのか?

行動を振り返ってみよう。

例えば今日。

朝は自転車通勤で二酸化炭素排出。
温暖化を促進し、会社に着いたら全身に制汗スプレーを吹きつけガスを撒き散らした。
昼メシ。
コンビニ弁当を購入し、土に帰らないプラスチック容器を捨てた。
夜。
どこにも着かないのにプールをぐるぐる泳ぎ、更に二酸化炭素を排出、温暖化は加速した。


結論:俺は自然にやさしくない


意外とすんなりと結論が出たので、気分良く髪を洗って風呂に入ることが出来ました。

めでたしめでたし^へ^

2 件のコメント:

aqiao さんのコメント...

”俺には「きびしい」”`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ

そして、会社で作っているものは、塩ビやら化学薬品やら、悪いものをこねくりまわした商品なんですよね つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

keigochkasan さんのコメント...

こんなツマンナイ記事までコメントありがとうございますw

確かに商品は塩ビやら合成モノが多いですけど・・・
ま、エコは儲けてから考えましょうw