2010東京アイランドシリーズ
第21回式根島アクアスロン
に参戦してきましたー。( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ
参加決定から3ヶ月。
振り返れば長かった・・。
練習すること50日。
走ること184キロ。
泳ぐこと40キロ。
・・・意外と少なかった⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ドテッ
ま、少ないながらも練習の成果を発揮すべく出発だー!
セブンアイランド「夢」号前にて 同時出港の「虹」号の方が寄港が少なくて早かった(・д・)チッ |
竹芝桟橋よりジェット船にて渡島。
最高速度80キロ。所要時間3時間20分。
速い速い。定刻よりは少し遅れたけど11時20分頃には到着。
なお、船内には清涼飲料の自販機とトイレがあるだけなので、レースに合わせて
食事をしたい人は事前に買い込んで持ち込むべし。
ビールでカンパイしたい人、新聞雑誌で暇つぶししたい人も同様に事前に購入すべし。
というより、眠らない人は酒でも雑誌でもいいから買って行った方がいいと思います。
船内では高速運行のため原則シートベルト着用のため景色を眺めることも叶わず、
ハッキリ言って超退屈なのです・・・。
式根島到着。快晴です。 運動しちゃいけないんじゃないか、くらい暑かったです。 |
さて、式根島着岸後、港にてピックアップしてもらい今夜の宿泊場所、民宿「とうべえ」へ。
「とうべえ」は客室8室、定員32名、平屋建ての小さな民宿。
新しくはないのかもしれないが、掃除は行き届いていて綺麗。
ロビーには無料で使えるネット用PCやマンガ本600冊が用意されている。
ここまできてマンガ読むヤツもいないだろー、と思っていた自分自身、
12時間後にはヒマになって、ビール片手に「ファントム無頼」を読み耽ることになった。
情緒はないが、一人でヒマしてる時には意外と有り難いサービスのなのかもしれないw
さて、宿到着の時点でスタートまで2時間。ゆっくりしているヒマはない。
手早く荷物をまとめ水着に着替えて会場に向かう。
途中でおにぎりを買って最後のエネルギー補給をしておく。
10分ほどでスタート&ゴール地点の大浦海岸に到着。
気温29度 水温24度 風3-4M 数字を見るとそれほど暑くない。 |
受付を済ませ、長袖で肩が埋まっているので手の甲にナンバリングをしてもらい
一気にアクアアスリート度アップ!
実は朝からずっと眠かったのだが、ここでやっとテンションが上がってきました!
ナンバリングでテンションアーップ!の図 |
スイムとランの間の着替えを行うトランジットエリアは、簡易のロッカー室みたいのを
想像していたら全然違い、路傍にナンバーが振ってあるだけだった。
丸見えだし男女共通だしここで水着を脱ぐわけにはいかないので、準備してきたラン用のハーフパンツは
封印して水着のまま走ることにした。
ここで着替えたらヘンタイだよなぁ・・。やっぱ。 |
軽くウォーミングアップを行った後、13:50キッズの部がスタート。
キッズの部、といってもエントリーはわずか3人。完走すれば入賞だ。
細めの二人が1,2位争いを演じた後、最後の太め君が陸に上がってトランジットゾーンへ、拍手で送られる。
あの体型でもちゃんと出場してガンバルのは偉いと思う。本当にね。
子供達が視界から消えると次のクラス、つまり我々のAタイプ(1.5km/10km)のスタートだ。
Aタイプ出場を示す赤いキャップを被った選手達が次々と海に入っていく。
全員が入水して間もなく、号砲が鳴らされた。
スタート地点。 実際は海に入ってからスタートでした。 やったるで~! |
スタート方法はウェーブスタート。
言葉の意味は分からないが、要するに一斉にスタートする方式のことだと思う。
上位を狙うもの、泳力に自信があるものはスタート前から出来るだけ前に陣取り、
ピストルと同時に一気に前に出ようと小競り合いを繰り広げている。
我々ノンエリートは後ろのスカスカゾーンからのんびり歩きながら進み、
前が開けてきてからやっと泳ぎだした。
先は長いから慌てない、慌てないと思っていたのだが、なぜだか体はスイスイ進む。
一瞬、今日は抜群に調子がいいのかと思ったのだがそうではなく、どうも先行者の作り出した
流れが出来ていて、それに乗っているらしい。
これを逃す手はない!と予定を変更して出遅れスタートダッシュ!
出来るだけ長く速い流れに乗って進んでしまおうと人混みへ特攻する。
まずは眼前の男を抜かそうとするが左右も混雑しているので上手く抜けない。
前に出ようと強く掻くと誰かの足を叩いてしまう。ふくらはぎを刺してしまう。
それでも頑張って少し横に出た瞬間にキックで跳ね上がった海水をしこたま飲まされたしまった。
スタートダッシュ失敗。俺はずるずると後退していくことになった。
プールではコースロープがあるし、泳いでいて人にぶつかるなんて経験はなかったんだけど、
いやー、オープンウォーターは戦いだな。おもろい。
やがて人もバラけてきて泳ぎやすくはなったのだが、そうなると今度は進むべき方向が分からない。
今までは目に付く一番上手そうな人に付いていってたんだけど、いかんせん上手い人は速い人なのでやがて離されてしまう。
速い人がいなくなっても、辺りにはまだ人はいるにはいるのだが、まだ周りにいる人はなぜまだ周りにいるのかと言うと、俺と同じくらいの速度だからいるわけで、それはつまり初級者レベルということを意味するわけで、
「果たして本当にこの人についていって大丈夫なのかしら」とマリッジブルーの婚約者のような心境になってしまうのだ。
進むべき方向を見失い、当てに出来る人間もいないとなれば仕方ない。
適当に当たりをつけて勘で泳ぐんだけど、素人の勘など当てになるわけもなく・・・。
本当に真っ直ぐ進めないんですね、これが。
気がつけば流れから外れて一人ナナメ泳行。ふと気付くと周りには誰もいなくて、一人だけ大きくコースからはみ出して慌てて戻る、なんてこともしばしばあった。
皆はどうやって進行方向を確認しているのかとレース後に他の選手に聞いてみたら、3回かく間に一回はヘッドアップという方法を織り交ぜ、その時に前方を目視して確認しているのだとか。
そんな方法があるとは知らなかった。俺もそんな練習をしておくべきだった。
まー、仮に最初から最後までまっすぐ泳いだとことで、俺のレベルでは劇的にタイムが変わることもないだろうけど、気づけば本線から外れていて復帰、を繰り返すだけの遠泳はいかにもタイムも体力もロスしていて、しかもそのうえみっともない上に徒労感も大きく、精神的に疲れました・・・。
海特有の現象として、うねりが大きくなるとブイも視認できないということもあったが、
視界を遮るその大きなうねりをに頭から突っ込み、「うぉぉぉお!」と波をほじって泳ぐのは予想以上に楽しかったです。
海底に揺らめく陽射しの鮮やかさも、機敏な小魚が戯れる海中も幻想的に綺麗だったし、オープンウォータースイムの楽しさは分かった気がします。
他に困ったことといえばゴーグルの曇りかな。
プールでは全く曇らないのに、この日は水でクリアにしてもまたすぐ曇ってしまいました。
なんでなんだろう・・・(。-`ω´-)ン-
そんなこんなでナナメ、ナナメに泳ぎながらも何とかゴール!
37分47秒。
96/136位という決して良くはない順位ながらも、実力は出し切ったといったところです。
実はプールでも一回も足を付かずに1500m泳いだことは無かったので良かった(∩´∀`)∩ワーイ
スイム会場「大浦海岸」 左に見える黄色いブイが他に2つあって、それぞれの外側を2周して1.5kmです。 これはウォーミングアップの光景。 |
< 浜辺に上がりタイムゲートをくぐり、10mほど上方に設置されたトランジットエリアに走る・・・つもりが足が重くてダメでしたw 足が重い。下手すると釣りそうだ。 こんなんで果たしてマトモに走れるのか・・・ 不安を抱えながらもとぼとぼ歩いていったのでした。 ^ラン編につづく^
2 件のコメント:
40分近くも泳ぐって、カンガエラレナーイ!!
浮輪とかビート板は禁止ですかー(笑)
続きが楽しみワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
速い人は20分くらいなんですけどね。僕の場合はゆっくり楽しんだというか・・(;´∀`)
禁止かどうか知りませんが、浮き輪で1500m泳いだらむしろ凄いと思いますw
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