3大会連続出、最近2大会連続ベスト16入りの隠れた強豪パラグアイ。
昔からかどうかは知らないが、ここ最近は守備のチームのイメージがある。
FKも蹴るGKとして、世界に名を馳せたパラグアイの国民的英雄チラベルトが引退した後もあおのイメージは変わらず、第一に守りのチームである。
守備重視のチームというのは一般に人気が無い。展開力に乏しかったり、ストライカーがいなかったりするチームが取る戦術なんだからそれも無理もないが、僕はこのパラグアイのサッカーは好きである。
守るチームだが、個人技が無いわけではない。1対1にも強い。敵がスペースでボールを受けるとプレスも無しに突っかかっていき、ボールを奪取するこもしばしばある。
運動量が無いわけでもない。MFパレデスを中心に良く走る。必要な時には決して手を抜かない。
空いたスペースがあれば即座に埋める。危険な位置で前を向かれれば体を張って止めに行く。
しているのは守備だが、非常に攻撃的な守備なのである。
攻撃ではサンタクルスくらいしかいないのが泣きどころだが、奴はイケメンで人気があるのでそういう面でもチームを引っ張っている偉い奴だ。
対するスウェーデンにもイブラヒモビッチという強力FWがいるので、この試合は面白いものになると思っていた。
結果は1-0でパラグアイ敗退に終わったが、気持ちの入った非常にいい試合でした。吼えるパレデスがたまりません。
やっぱり汗をかく選手って好きですね。
このパレデスもそうですが、ネドベドとかヴォローニンとか、出てないけどダーヴィツとか。日本ならやっぱり出てないけど前回大会にいた森島なんかがそんなタイプですね。あーいう選手が活躍する試合というのは緊張感があって大好きです。
日本にも魂の乗った試合を見せてもらいたいものです。
2006/06/19
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