今年はハリケーンが大暴れだ。
カトリーナ、リタの大型姉妹を筆頭に現時点で21個のハリケーンが発生している。
このハリケーンの名前は、ハリケーンの様子を見てふさわしい名前を付ける、わけではなく、あらかじめ決まっている。
北大西洋地域ではQ、U、X、Y、Zを除く21のアルファベットで始まる名前のリストを6セット用意しておき、これを一年に1セットづつ使用していき、6年間で一周するとのことだ。もしその年の分を全部使い終わっちゃたらギリシャ語のアルファ、ベータと続けていくらしい。今年の次のハリケーンはアルファで始まるやつになるってことです。
また、特に大きな被害をもたらしたハリケーンはリストから外されます。いわば「永久欠番」ですね。
過去にはカスリーンやキティなどがありますが、今回のカトリーナも「永久欠番」となる見込みが強いようです。
このリストの名前は全部女性名だと記憶していたがそれは昔の話で、男女同権の現在はハリケーンも女性名、男性名交互で名付けられるらしいです。
そもそも女性の名前が付けられていたのは、米国空軍や海軍の気象学者らが彼らのガールフレンドや妻の名前を使ったことから、らしいのですが、これは面白い話なので是非女性の名前だけで言って欲しかったなぁ。
激しいエネルギーで暴れ回り、翌日には嘘のような快晴をもたらすその特徴は多分に女性的だと思うのですが、どうでしょう?
ちなみにアジアにも一応台風のリストはあり、アジア諸国(となぜかアメリカ)からそれぞれの国の単語が提供されています。気象庁のHPで確認できますが、日本からは「天秤」、「やぎ」、「うさぎ」、「冠」、「鯨」、「コップ」、「コンパス」、「トカゲ」、「鷲」という名前がリストアップされています。
で、言いたい。
この名前選んだの誰じゃ!
正直酷いです。星座とかぶってるとか、ウサギは弱そうとか言いたいことはいくつかあるが、それよりも
コップ、コンパスはオランダ語だろうが!!
まったくアジアの恥です。
このリストは中々面白いので暇なとき見てみてください。
例えばフィリピンからはこんなのが出てました。
Hagibis(ハギビス)
意味:すばやい
形容詞かよ!!
2005/10/18
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