日曜日、親戚の四十九日が東京の西澄寺で行われた。
自分にとって本当の祖母に当たるわけではないのですが、住まいが近いこともあり本当の祖父母以上の付き合いがあったといっても過言ではないだろう。そのおばあちゃんが9月5日に他界した。
当日は素晴らしい天気に恵まれた。落ち着いた庭園に落ちる陽射しも鮮やかな、晴れ渡った秋空高い一日だった。
四十九日とは、死者が生前の行いを裁く審判の判決を聞く日だという。
おばあちゃんは善良な人間だったので、天国行きは疑いの無いところだろう。四十九日日和なんてものがあるのなら、この日はまさにそれだった。
残された形になったおじいちゃんだが、きっと心配ないだろう。
彼はそもそもが強い人間だし、感謝を忘れない優しい人間でもある。また、83歳にしてブログを始める好奇心旺盛な人間でもある。
彼が彼であるかぎり、人は彼を慕うだろうし彼は来賓をもてなすだろう。そしてそれは互いの生涯続くのだ。禿げ上がった頭を撫でて笑うおじいちゃんに人生の意味というものを教えられる。
つくづく思う。
俺は人に恵まれた。俺ほどの星の元に生まれた人間が一体どこにいるだろうと。
2005/10/24
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