2005/10/27

【Work】O部長通夜

京急沿線某駅で行われたお通夜に参列させていただいた。

未だに信じられないが、祭壇に写真。黒い服の人だかり。泣きじゃくる娘さん。
どうやら本当に死んだらしい。明日、告別式に行ったら少しは実感するのだろうか。多分しないだろう。
きっと俺が彼を必要としたときに初めて気付くのだろう。人が生きるとか死ぬとかいうことは多分そういうことだ。

俺は彼に仕事を教わりたかった、と思っていた。彼の無遠慮な立ち振る舞いを見て、この様に仕事をするにはどうすればいいのか教わりたいと思っていた。しかし、違った。
俺は彼に生き方を、社会においてどこまでも自分を出していいのだということを証明して欲しかったのだ。
形式ばったことを嫌った彼が、どこぞの坊さんのお経を聞かされるのをみてしみじみ思った。

俺のこの命は貴重なのだ。

思う。

生きていこうと。

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